受験生活の第一歩!大学選びに欠かせない5つの要素

4月、いよいよ新学年が始まり、受験モードに入った人も多いのではないでしょうか。

以前、志望校を決めるために必要な「文理選択」「科目選択」「学部選び」「大学選び」の4つの選択についてお話ししました。

今回はその中でも、「大学選び」に焦点を当てて、どのような視点で大学を選ぶべきかを具体的に解説していきます。

大学は学力だけでなく、価値観やライフスタイルにも深く関わる選択です。

後悔のない選択をするために、これからお話しする5つのポイントをしっかり押さえておきましょう。

自己分析:大学選びの羅針盤を持とう

大学選びの出発点は、何よりも自分自身を知ることです。

どんなに有名な大学であっても、自分に合っていなければ、4年間を充実させるのは難しいもの。

まず、自分の興味・関心、長所・短所、学力、将来の職業や夢などについて、深く考えてみてください。

これらの要素が、大学選びの方向性を決定する大きな手がかりとなります。

まずは以下のような視点で自分を振り返ってみるとよいでしょう。

・興味・関心のある分野やトピックは?

・得意科目や苦手科目は何か?

・将来やりたいこと、就きたい職業はあるか?

・一人で黙々と学ぶのが好き? それとも人と関わるのが好き?

例えば、「子どもと関わるのが好き」という人は教育学部や保育系の学科が向いているかもしれません。

「論理的に考えるのが得意」という人は、経済学や法学に興味があるかもしれません。

自分の価値観や性格、学びたいことが明確になれば、自ずと大学選びの方向性が見えてきます。

学部・学科選び:本当に学びたいことを見つける

大学はあくまで「学ぶ場所」です。

だからこそ、「どんな大学か」だけでなく、「何を学べるか」も重要です。

自分の興味や将来の目標に合った学部・学科を選ぶため、学科ごとのカリキュラムや特色を調べ、自分が学びたい内容が含まれているかを確認しましょう。

たとえば「心理学を学びたい」と思っても、大学によってその学びや研究アプローチは異なります。

ある大学では臨床心理学に特化している一方、別の大学では認知科学的アプローチを重視しているかもしれません。

カリキュラム内容・ゼミのテーマ・卒論の傾向・教授陣の専門性など、細かい情報を調べていくことで、自分の学びたい内容と合っているかが見えてきます。

また、「将来何がしたいかわからない」という人は、進学してから学部を最終決定する大学や、経済学部・教養学部など汎用性の高い学部を選ぶことで、入学後にじっくり自分の興味を探ることも可能です。

現実的な生活設計:立地と経済面から考える進学プラン

大学は「通う場所」でもあるため、大学の所在地立地、環境は大学生活の満足度に直結します。

都会か地方か、自宅から通学可能かどうか、またその地域の文化や気候など、自分に合った環境であるかを考えることが大切です。

まずは、「自宅から通えるか」「一人暮らしが必要か」を考えましょう。

自宅通学なら費用は抑えられますが、地方の大学に進学する場合は家賃や生活費も考慮に入れる必要があります。

また、都会の大学には企業へのインターンシップやアルバイトのチャンスも多いです。

一方で、地方の大学には静かで集中しやすい学習環境や、地域とのつながりの強さがあります。

そして、忘れてはならないのが経済面。

私立大学と国公立大学では、学費に大きな差があります。

さらに、一人暮らしにかかる費用や交通費、教科書代なども含めた「トータルの費用」を把握しておくことが重要です。

奨学金や学費免除制度、アルバイトのしやすさなど、経済的なサポートについても調べておくとよいでしょう。

学びと成長の場:キャンパスの雰囲気と教育スタイルを知ろう

大学には、大規模な総合大学から小規模な専門性の高い大学までさまざまなタイプがあります。

自分の学び方や成長スタイルに合った環境かどうかを見極めることが大切です。

たとえば、「多くの学生と交流し、大人数の中で自由に活動したい」という人には、大規模私立大学や総合大学が合っているかもしれません。

一方で、「少人数でじっくり学びたい」「先生と距離の近い環境で学びたい」という人には、小規模大学がぴったりです。

また、キャンパスライフも重要な要素です。

部活、サークル、ボランティア、学生イベントなど、学外活動の充実度は、大学生活の楽しさや人間関係の広がりに影響します。

「ダンスを続けたい」「映画制作に関わりたい」「海外ボランティアに行きたい」など、自分の興味に合った活動ができるかもチェックポイントです。

将来を見据えて:キャリア支援と卒業後の進路もチェック

大学選びで意外と見落とされがちなのが、「卒業後の進路」です。

大学はあくまでスタート地点。だからこそ、「その大学が未来にどうつながっているか」を見ることが大切です。

・就職支援体制(キャリアセンターの充実度、インターン制度など)

・卒業生の主な進路(就職先、大学院進学など)

・業界とのつながり(教育、医療、IT、マスコミなど特定分野への強み)

といったポイントで大学を見てみると良いでしょう。

たとえば、理工系の大学では特定の企業との強いパイプを持っていることがあり、就職に有利なことがあります。

文系でも、早期からのキャリア教育が行われ、社会に出る準備を着実に進められる大学もあります。

「ただ入るだけでなく、その先にどうつながるのか」まで視野に入れて大学を選んでみてください。

おわりに:大学選びは“未来の自分”をつくる選択

大学選びは、単に偏差値やネームバリューだけで決めるものではありません。

あなたがどんな4年間を過ごしたいのか、そしてその先に何を描いているのかが問われる選択です。

今回ご紹介した5つの視点、自己分析・学びの内容・生活設計・学習環境・将来設計を意識しながら、じっくりと大学選びを進めていきましょう。

迷ったときは、「自分が本当に納得できるかどうか」が一番大切です。

焦らず、自分らしい進路を見つけてくださいね。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中

受験戦略編

Posted by kyoikujo