0歳から始める幼児教育”絵本の読み聞かせ”の意義

わたしの記憶に残っている最初の教育らしい遊びのひとつに絵本の読み聞かせがあります。お家での遊びの時間、寝る前の時間、幼稚園、小学校低学年の授業まで色々なタイミングで絵本を読んでもらったのを覚えています。

子どもに絵本を読み聞かせてもらうことで、絵と文字を結びつける力・登場人物と物語を追う力・言語力などたくさんの力を身につけることができます。話しかけることとの違いは、何回でも同じ物語を繰り返し見ることができること、理解が追いつかなければ立ち止まってゆっくり考えることができるということです。
これだけでは読み聞かせの良さがちょっと分かりづらいと思うのでそれぞれについて詳しくお話していきたいと思います。

絵と文字を結びつける力

まず、絵本の中にはたくさんの絵と少しの文字がありますが絵をよく見ると必ず文章と対応する絵が書いてあります。1.2回目は物語だけを楽しむ読み方、その後は文字を追ってそれに対応する絵を一緒に探す読み方など変えていくのもおもしろかったです。そうすることで今まで身の回りの環境からだけでは学びきれなかった新しいことも絵本を読むことで初めて知ることもできます。

登場人物と物語を追う力

小さい子にも分かりやすいように登場人物やキャラクターは少なく設定されていることが多いです。その登場人物が色々なところに移動したり新たな登場人物とお話したり、、、今までは自分がどこに行くかや誰と話すかだったものを客観的に見ることができストーリーを頭の中で組み立てることができるようになります。

言語力

公園で遊んだり両親と話す中には出てこなかった単語を絵本を読むことで学ぶこともできます。例えばおうちや川、山などの単語、色の種類、動物の種類など実際に今まで見たことのないものも絵本から学ぶことができ、知っている単語の量を一気に増やすことができます。

物語と身の回りのものを繋げて考える力

言語力がつくという話でも書きましたが、今まで見たことがなかったものを絵本で学ぶことができます。そして、絵本から学んだものを外で見た時に”絵本で見たことあるもの”と気がつくことができるので、初めて見てひとつずつ学ぶよりも体系的に物語の世界と実際に目に見えている環境を繋げることができます。

次からの記事では会話による学びと読み聞かせによる学びの違いや、実際の読み聞かせの仕方、絵本の選び方などを紹介していきます。

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

幼児教育

Posted by kyoikujo