高校2年生の春から始める物理・化学の勉強法

高校2年生のみなさん、進級おめでとうございます。高校に入学したと思ったらあっという間に高校2年生で、時間が経つ早さに戸惑っている人も多いのではないでしょうか。

高校1年生と高校2年生の大きな違いは文理選択と科目選択が終わって、本格的に入試で使う科目の授業がスタートすることです。今回は理系の学生のみなさんに向けて、この時期から始める物理と化学の勉強法についてお話ししていきます。私の高校は高1が物理基礎と生物基礎、高2で選択した物理と化学基礎がスタートしたので理科基礎と理科発展、どちらにも共通するお話をしていきます。

勉強の仕方

4月というのは授業も始まったばかりで、テストもまだ先なので演習するべきことがわからずに勉強に全く手をつけられない人もいるはずです。この時期は新しく習う知識も多いので、まずは習ったその日のうちにノートを見直して理解し切ることが大切です。学校で配られている問題集の基礎問題だけは授業が終わってすぐに解いておくと理解度が全く異なります。授業を受けたらその日のうちにノートを読んで復習して、基礎問題だけは解くという習慣をつけておけばテスト前はその知識を使って演習を繰り返すだけで高得点を取れるようになります。

公式の導き方を知る

物理は公式が多いイメージもあると思いますが、化学の中でも理論化学はここからたくさん公式がでてきます。公式は覚えるものという教え方をする先生も多いです。ですが、公式の導き方が分かっていることで受験の時に解ける問題もかなり増えます。公式を理解するというのはその現象自体を理解することにもなるので、公式は覚えるものという認識は捨てましょう。テスト中の緊張で公式をど忘れしてしまった時にも落ち着いて考えることができるようになるので、まずはその公式がどうしてこのような形になっているかを人に説明できるレベルにすることが大切です。

暗記事項の確認

今までは定期テストまでに暗記して、テストの時さえ覚えていれば大丈夫と思っていた人も多いかもしれません。ですが、ここからは受験で使う科目にしぼった勉強をしていくことになるので、テストまででなく受験まで覚えていなくてはなりません。暗記するべきことを習うたびにコツコツ覚えて、テストまでにも繰り返し確認することはもちろん、見返しやすいようにまとめておくかノートに印をつけておくことも大切です。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo