子どもの時の習慣が大人になるまで影響、時間管理の教え方
大人になってからも時間を守れない人、タイムスケジュールが立てられない人が身の回りに少なからずいる印象ですが、この習慣は子どもの頃、遅くとも小学生までには身についてしまうものです。時間をしっかり守れる子どもにするために大事なポイントを紹介していきたいと思います。
時間を守る
まだ時計が読めなくても、”何時になったら帰ろう”、”何時になったら寝よう”など時間に関する声がけをしてあげましょう。そうすることでやりたいことをやりたいだけするのではなく、時間に合わせて行動しなくてはいけないということがなんとなくだとしてもわかります。これができれば自然と後で記事にする生活の時間サイクルにも繋がります。
時間を決めさせる
次の段階では自分で何時まで続けるのかを決めてもらうのも大切です。親が決めた時間の通りに動くだけでは終わりと言われたらやめるという習慣がつくだけで時間感覚をつけるのは難しくなってしまいます。あと何分ぐらいで終わりそうか、どれぐらいやれば満足できるかということを自分で考えることで時間の感覚と時間を守るということを同時に学ぶことができます。
時間を決めたらきっぱりやめる
まずはその時間になったら”時間になったから終わりにしよう。”という声がけをしてあげましょう。やっていたことを終わりにするというより、次にするべきことがあれば”〇〇する時間になったよ!”と言う方がさらに効果的です。声がけして出来るようになってきたら次はその時間に声がけなしで様子を見て、決めた時間に自力で終わらせることができたら全力で褒めてあげましょう。時間に気づかず続けていても全てを言うのではなく、”〇時になったよ。”など少しずつ自分で管理できるような言い方に変えていくと言わなくてもだんだんできるようになってくるはずです。
その時間は続ける
終わりの時間を決めたらその時間内はなるべくそのことを続けられるようにしましょう。遊びやゲームなど早く終わらせてほしいものは別ですが、例えば30分あれば終わるものをあと2時間。などと長めに見積もって伝える子もいるはずです。適当な終わり時間の設定ではなく、あと何が残っているから何分かかりそう。など一緒に時間を決めてあげましょう。前に記事にした集中力を高めると言うためにも時間を決めたのであればその間は続けるというのも大切なことです。
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。