より楽しいものにするためには。絵本読み聞かせの具体的な方法。
過去の記事で絵本の読み聞かせの意義、会話や散歩では学べない部分についてお話しました。
今回の記事では実際に読み聞かせをする際に注意するべき点やより学びを増やすための読み聞かせの仕方やどんな絵本を選べばよいかについて記事にしたいと思います。
読み聞かせの仕方
まず大事なのは同じ絵本を何回も読むことです。1回目よりも2回目、2回目よりも3回目とどんどん学び、気がつく部分が増えてきます。最初の数回は分からない言葉のたびに止まって言葉の解説をしながら読み進めるのもいいでしょう。言葉の意味も全部覚えてストーリーが追えるようになってきたら今度は1ページずつ絵をじっくり見て、文章との対応を見てみたりどんな絵があるか子どもと一緒に探してみましょう。そうすることで1冊の絵本でもいろんな学び方ができ、たくさんの知識や力をつけることができます。
読み方は子どもの年齢や理解度に合わせたスピードにしたり解説を加えることが大切です。言葉が分からないうちは、音と見た目で言葉を覚えるために擬音を付け足しながら何度も読み聞かせしてみたり、理解できるようになってきたら分からなそうな言葉は絵を指さしながら読んだり、絵の部分だけを説明しながら読んでみたりしましょう。
慣れてきたら今度は逆に子どもから親に読み聞かせをお願いしてみましょう。聞いていると分かっているつもりでも読んでみると意外と難しかったり、今までわかっていなかったことも身についたりします。親だけではなく、妹・弟に読み聞かせをしてあげるようにお願いしてみるのもよいでしょう。
絵本の選び方
年齢によっても読む絵本は様々ですが、1番初めに読んだ絵本は布でできたものでした。言葉を勉強するだけでなく手を使って作業をしたりもできる本になっていました。あとの記事で紹介したいと思います。紙の絵本はまず文章が少ないものや擬音が多いシンプルなものから始め、だんだん文章量が多いものにしていきましょう。シリーズものになっている絵本も多いので子どもが好きそうに何回も読んでいる絵本を選んで揃えてみましょう。
次からの記事で具体的にわたしの家庭や学校で実際読んでいて印象に残った絵本を紹介していきたいと思います。
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。