1歳から始める”ジグソーパズル”を使った教育

前回までの記事で紹介していた絵本の読み聞かせは産まれる前、赤ちゃんがお腹の中にいる時やまだ首が座っていないような時期からできる教育のひとつです。

次に子どもが座れるようになる生後6~7ヶ月を超えて1歳頃から始める教育としてジグソーパズルがあります。私たちがイメージするジグソーパズルはピースが小さく子どもが飲み込んでしまったりなくしてしまう心配があるかもしれませんが、少ないものだと6ピースの子ども用パズルもあります。パズルをつかってどのように教育をしていけばよいのか、記事にしていきたいと思います。

ジグソーパズルから学べるもの

まずは子どもにとってジグソーパズルは頭の体操になります。会話よりも絵本、絵本よりもジグソーパズルと、1人で集中して取り組む時間が増えていくので考える力と集中力が高まります。大人になるとジグソーパズルはストレス発散だったり綺麗な絵を完成させるために取り組むものになってきますが、小さい子どもにとってはもっと重要なものを身につけるための道具になります。その重要なもののひとつが想像力です。パズルのピースの形や絵柄から推測しながらピースを繋げていくことで、その場になくてもここにはどんなものが来るのか考える力がつきます。これはパズルだけでなく日常生活で次にどのようなことが起きるか、見えない部分を推測する力につながります。

パズルを使った教育

慣れないうちは全く合わないような形のピースを繋げてみたり、逆にピースの形は似ていても絵柄が合わないものを繋げてしまったりすると思います。まずは形か絵柄どちらか一方ずつからどんなものが合うかと思うかを子どもに聞き、アドバイスしながらすすめていきましょう。また、絵本の読み聞かせと同じで、何回も同じパズルを使って遊んでみましょう。完成したパズルを見ながら絵に描いてあるものやその数などを覚えるのも学びになります。絵を覚えてからやり始めてみたり、慣れてきたら時間を計ってやってみるのもよいでしょう。

パズルの選び方

小さい頃はとくに年齢に合わせたパズルから始めてみましょう。レベルの高すぎるものに取り組むと、できないもの・難しいものという感覚になってしまい楽しくゲーム感覚で遊ぶことができなくなってしまいます。同じパズルを何回かできるようになったら同じぐらいか少し難しいパズルに挑戦させてみるようにしてください。いろんな種類のものを用意することで幼児用のものは特に絵からたくさんのことを学ぶことができます。わたしは数字や色、日本の都道府県の形などもジグソーパズルから勉強したことを覚えています。

次回以降の記事でおすすめのジグソーパズルもいくつか紹介していきたいと思います。

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

幼児教育

Posted by kyoikujo