高校3年生の12月、共通テストまで1ヶ月の今やるべきこと
もうすぐ12月ですね。
高校3年生になって受験本番!という実感はわき始めていましたが、11月から12月に変わるタイミングでより入試が目前に迫っていると感じられた気がします。
今回はこの入試直前期にしておくべきことについてお話ししていきたいと思います。
共通テスト対策
12月のメインは共通テスト対策と言っても良いと思います。高校でも11月頃までには全教科授業が終わり、授業内でも共通テスト対策が始まる時期です。目標点数を設定して過去問演習や共通テスト対策問題集を繰り返し解くようにしましょう。演習の際は本番に似た音の無い環境で時間を計って解き、自己採点まですることで試験時間の感覚をつかむこともできます。時間設定は60分のテストを45分で解くなど、短めにしておくことで本番の緊張感で焦ってしまっても余裕を持って解き切る事ができるようになります。
前期入試対策
共通テストが目前で、過去問を解いていてもはっきりと点数が出て不安な気持ちにもなるので共通テストばかりに取り組んでしまう人も多いと思います。しかし、共通テストが終わってから前期入試までの期間は1ヶ月ちょっとしかなく、その時期には私立入試などもあるので思った以上に前期入試対策にかける時間はありません。共通テスト対策に集中しすぎず、前期の過去問演習も組み込むようにしましょう。特に数学は問題形式が全く異なるもので、マーク式に慣れてしまうと記述問題が解けなくなるという経験をした人も多いので、数学の記述問題は毎日解くようにしてください。
冬期講習
予備校の冬期・直前講習は12月の初めから2月まで続きます。受験の日程とバランスを取りながら、申し込みがまだの人は受講を考えてみてください。この時期に講習だけでも通っておくと、今年度の入試傾向についての講演を聞くことができたり志望校の最終決定にプロのアドバイスをもらうこともできるのですごく参考になりました。直前期は演習を重ねる授業よりも最終チェックとして大事なポイントを総復習してくれる講座の受講をおすすめします。
復習ノート作り
受験当日に向けて演習以外の準備も始めましょう。受験前日・当日というのはなにか復習していないと気がすまないけど何をしたら良いか分からないと焦ってしまう人も多いと思います。そのタイミングで使うための復習ノートをこの時期から作っておきましょう。知識はほとんど定着してきている中でまだ曖昧な知識、試験直前に見直しておきたい内容を1冊のノートにまとめます。各科目このノートを見れば不安な部分はチェックできるという安心感のあるノートを作っておきましょう。
今回は勉強面でこの時期にしておくべきことについてお話ししましたが、生活面でも今まで以上に注意してほしいポイントがあります。
そのポイントについても別の記事でお話しする予定なので、そちらもぜひご覧ください。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。