高校2年生までに参加すべき!オープンキャンパスに行くべき理由と意識するべきポイント

夏休みといえば大学のオープンキャンパス。

大学によって日程も違いますが、8月上旬に開催予定の大学はそろそろ参加申し込みも始まる時期です。

旧帝大のオープンキャンパスのまとめは前回の記事でしていますので、そちらも合わせてご覧ください。

志望校を最終決定する前に大学の雰囲気を実際に見ておくことはすごく大切ですし、コロナ禍もようやく落ち着いてきて、例年通り現地でオープンキャンパスを開催する大学も増えてきました。

ということで今回は大学のオープンキャンパスに参加するべき理由と参加する際に意識するべきことについてお話しします。

オープンキャンパスとは

まず、ポイントをお話しする前にオープンキャンパスとはどのようなイベントなのかということをお話ししておきます。

オープンキャンパスは高校生が大学を知るためイベントで、学部ごとの説明会やキャンパスツアー、授業体験などが開催されます。

教授や大学の職員さんの話を大教室で聞くイベントも大学の特徴が分かるので大切ですが、ここで聞けるのは大学の良いところが中心です。

個人的に先輩の話を聞くことで、苦労する部分や学生の本音も知ることができて、受験勉強についてアドバイスがもらえることもあるのでぜひ先輩に話しかけてみてください。

大学に直接行くのが1番ですが、最近は各地域で説明会を実施している大学もあるようなので、時間が取れない人でも話を聞きやすくなりました。

自宅から近い大学ばかりではないので、ネットで情報を集めるのも大切ですが、実際行かないとわからない部分も多いので、第一志望候補の大学だけでも現地でのオープンキャンパスに参加することをおすすめします。

私は中学3年生で東北大学、高校1年生で京都大学、高校2年生で自治医科大学の3つに参加しました。

オープンキャンパスに参加するべき理由

オープンキャンパスに参加する時間があったら勉強していたいという人もいるのではないでしょうか。

時間が無い中でも3つの大学のオープンキャンパスに参加してよかったと思っているので、ここからはその理由を4つ紹介していきます。

大学を知る

実際その大学を見て、通っている学生の話を聞くことで、目指す大学に通う学生の雰囲気や大学の良さ、学生生活の悩みも知ることができます。

大学自体の雰囲気や周りの環境も大学によって全く違います。街中にあるのか、山の中にあるのかによって研究所の広さ・校舎の綺麗さが違うこともあるので、自分が大学に求めることの優先順位と照らし合わせながら選ぶ基準になります。

大学との相性をみる

大学や地域、学生との相性というのもすごくたいせつで、レベルも高くて憧れられるような大学でも、実際に入ってみると合わなくて途中でやめてしまうという人もたくさん見てきました。

相性というのはネットで調べるだけでなく現地に見に行かないとわからない部分でもあります。

モチベーションアップに繋がる

実際、志望校に行ってみることでその大学に通っている将来がイメージできて、大学受験に合格したいという気持ちがさらに強くなります。

オープンキャンパスにはその大学を目指す全国の高校生が集まるので、その学生たちと話をすることでライバルを意識することができ、モチベーションアップにも繋がりました。

気分転換になる

受験期になるとなかなか県外に出ることもなく、学校・塾・自宅の往復ばかりになってしまう人も多いのではないでしょうか?

大学を直接見に行くことで久しぶりの旅行気分で少し勉強から離れることもできるので、良いリフレッシュにもなります。

オープンキャンパスで意識するべきポイント

志望校が県外にある人は移動時間や旅費がかかるということもあるので好きなだけ見に行けるというわけでもありません。

限られた時間の中でよりたくさんの情報を得るために意識するべきことについても4つのポイントをお話しします。

参加する時期

私は高校2年生までの参加をおすすめしています。

高校3年生になってから第一志望の大学がはっきりする人もいますが、高校3年生の夏には夏期講習や模試があることも考えると、オープンキャンパスに参加する時間の余裕はありません。

私も高校3年生の夏休みは勉強に集中したかったので中学3年生から高校2年生の夏休みまでに候補の大学は見ておくようにしました。

入試の下見を兼ねる

特に自宅から遠い大学を受験する人はなんどもその大学を見に行くことはできないので、オープンキャンパスの日に、受験下見も同時にしておく必要があります。

できれば入試と同じ時間帯にホテルから大学までの電車に乗ってシュミレーションしてみるのが良いのですが、試験会場になる教室だけでも見ておくようにしましょう。試験会場の雰囲気が少しでも分かっていると入試当日の安心感にも繋がります。

私はオープンキャンパスの日に泊まった旅館が京大から歩ける距離で快適だったので、入試の日も同じ旅館に泊まっていました。

大学グッズを買う

これは予想外のポイントかもしれませんが、大学名の入った文房具やお菓子も買っておくことが大切です。

短期計画についての記事でお話しした東大ノートのように大学名が入ったものを使うことで受験勉強への意識も高まります。

大学名の入ったお菓子は大事な試験の朝に食べて願掛けをしていました。

申し込みを早めにする

オープンキャンパスは8月上旬に開催される大学が多いですが、秋や冬に開催する大学もあります。キャンパスツアーなど定員があるものに関してはかなり早い段階で申し込みが締め切られたり抽選がある場合もあるので、今のうちからしっかり調べておくと良いでしょう。

こういった抽選に漏れる可能性も考えて、高校1、2年生の間にオープンキャンパスに参加しておくことをおすすめします。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo