授業の理解度が変わる、予習の仕方
新年度の授業が始まりましたが、新学年の雰囲気は掴めてきたでしょうか?
受験合格のためにもまずは学校の授業で基礎知識をつけることが最優先です。
予習、授業、復習という流れが一般的ですが、予習をしてくるように言われても実際何をしたら良いかわからずに困っている人も多いのではないでしょうか。予習の仕方によっても授業の理解度や授業時間の充実度も変わってくるので、今回は各科目最適な予習の仕方についてお話ししていきます。
予習が必要な科目
まず、全科目同じ予習の仕方で良いというわけではありません。予習が必要な科目といらない科目というのもあります。国語・英語のような語学系の科目は予習に時間をかけるべき科目です。知識がないと全くわからないというような科目でもないですし、長文は授業中にじっくり読む時間もありません。現代文に関しては分からない単語も少ないので予習に時間はかけていませんでしたが、古文や英語に関しては予習に時間をかけることで授業中に置いていかれることもなくなりました。数学は先生の授業の進め方にもよりますが、ポイントを説明して練習問題を解き進めるような先生も多いので、教科書を読んで授業で扱わないような例題だけでも解いておくと良いでしょう。理科と社会に関しては新しい知識がどんどん出てきますし、読み進めても分からない部分も多いので、予習に時間はかけず復習をメインの演習にしていました。ここからは予習が必要な古文・英語・数学についてのお話をしていきます。
板書を取りやすいノートに
予習をするときは授業中に板書を取りやすいノートにするということを意識しましょう。英語や古文に関しては特に、ポイントとなる文章に関して先生が解説するような授業が多いので、予習をしていないとその文章だけ書き出してポイントを書き込むことになります。後から見返す時にも本文の中から文章を探すことになると見にくいということもあるので、一度本文を書き写しながら板書を書き込めるスペースも残すようにしていました。教科書に直接書き込むという方法もありますが、スペースが小さく見返しにくいので、板書を取るためにも本文を把握するためにも予習として本文を一度書き写していました。
数学に関してはノートを半分に分けて左側に予習、右側に板書というように1ページの中で同じ部分がまとまるようにしていました。
知識だけ書き出す
予習の段階で知識を覚え切る必要はありませんが、覚えるべきことを書き出しておくことは大切です。ノートに単語だけを書く欄を設けても良いですし、別のノートに書き出しても良いでしょう。1日数分で終わる作業ですが、テスト前になるとこの時間も無くなってくるので予習のタイミングでしておくと演習に時間をかけることができます。復習にも共通しますが、この欄に授業で習った覚えるべきことも書き込んでおくと復習もしやすくなります。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。