高校3年生の5月、定期テストに向けた注意点
高校3年生のみなさん、受験生が始まって1ヶ月が経ちましたね。学校の定期テストにはもう慣れてきていると思いますが、高校3年生になると定期テスト以外にも受ける試験や考えるべきことが増えてきます。今回は高校3年生の定期テストに向けて注意するべきことについてお話ししていきます。
受験勉強との両立
高校2年生までの勉強と同じように定期テスト2週間前からは定期テスト対策の勉強だけをするというのでは受験対策の時間が足りなくなってしまいます。定期テストはここ2ヶ月ぐらいの間に習った単元の基礎を徹底的に固めていく勉強ですが、受験勉強は今までに習った全ての知識を使って応用できるようにするものです。高校3年生になってからは授業が進むのと同時に過去の単元の演習も必要です。
評定平均を意識
総合型選抜や学校推薦で受験することを考えている人は特に、出願基準に評定平均いくつ以上という基準が含まれていることがあります。評定平均は各科目の5段階評価の平均で決まりますが、4.0以上や4.3以上、京大医学部の特色入試などでは4.7以上というところもありました。定期テストの点数を基準に評定を決める学校も多いので、受験する大学の出願基準はいくつなのか、どの科目を頑張れば評定平均が上がるのか、どのテストまでが基準に含まれるのかということを把握しながら頑張り度合いを変えることも大切です。
外部試験
出願基準に英検やTOEFLの点数が含まれている人もいます。これは遅くとも高校3年生の夏までにはそろえておきたいものです。今までは定期テスト前後には被らないように日程調整していたかもしれませんが、ここからは早くとる事が最優先です。私も最後に受けた外部試験はIELTsで、9月の初めだったのですごく焦ったことを覚えています。
学外イベントへの参加
学校によっては研究活動や学会への参加というイベントも増えてきます。定期テストがあるから…と参加を諦めてしまうのは勿体無いことです。高校生の今しか経験できないことですし、推薦入試にも役立つ実績になるので積極的に参加することをおすすめします。
全体を通して、高校3年生は定期テストの比重を下げていく時期です。今まで定期テストの日程に合わせて他の予定を組んでいた人も、定期テストは授業の確認テストぐらいの感覚で受験できるようにしましょう。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。