大学受験を終えたみなさんへ!合格発表前に知っておきたい「ひとり暮らしの物件探し」完全ガイド
大学受験、お疲れさまでした!合格発表を控え、進学先での生活を考え始めている方も多いでしょう。
特に、大学の近くでひとり暮らしをするか、実家から通うかで迷っている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、ひとり暮らしのメリット・デメリット、物件探しのポイント、下宿や寮、学生マンションの違いなどを詳しく解説します。
これからの新生活をスムーズにスタートするために、ぜひ参考にしてください!
ひとり暮らしのメリット
自由な生活ができる
実家では家族のルールに従う必要がありますが、ひとり暮らしなら自分の好きな時間に寝起きし、好きなものを食べ、好きなように過ごせるという自由があります。
通学時間が短縮できる
大学の近くに住めば、通学時間を大幅に短縮できます。朝の時間に余裕が生まれ、授業の合間に一度帰宅することも可能です。部活やアルバイト、勉強時間を確保しやすくなります。
自立した生活力が身につく
ひとり暮らしでは、料理・洗濯・掃除・お金の管理など、すべてを自分でこなさなければなりません。この経験は社会人になったときに役立ちます。
友達を家に招きやすい
自分の部屋があると、友達と集まったり、勉強会を開いたりしやすくなります。実家ではできない気軽な集まりが可能です。
ひとり暮らしのデメリット
生活費がかかる
家賃・光熱費・食費・日用品など、毎月の支出が増えます。仕送りやアルバイトでの収入を考慮しながら、慎重に予算を組む必要があります。
家事がすべて自己責任
料理や洗濯をしなければならないため、時間管理が求められます。体調を崩したときに頼れる人がいないのも難点です。
孤独を感じることもある
家族と過ごす時間が減るため、ホームシックになることも。特に、最初の数カ月は寂しさを感じやすいです。
実家通いとひとり暮らし、どちらがいい?
大学生活を実家から通うか、ひとり暮らしをするか迷っている人も多いでしょう。
通学時間が1〜2時間以上かかる場合は、ひとり暮らしを検討する価値あり。逆に、大学まで30分以内なら、費用の面で実家通いの方がメリットが大きいでしょう。
私は仙台から京都に進学したため、ひとり暮らし以外の選択肢はありませんでしたが、自立のために実家の近くでひとり暮らしをしている友だちの話を聞き、羨ましく感じたことを覚えています。
実家から2時間から2時間半かけて通学していた人の中には、実習やゼミの始まる3年生頃からひとり暮らしを始めるという人もいました。
物件探しのポイント
立地
大学までの距離は徒歩圏内、もしくは自転車通学圏内が理想的です。
大学の授業は空きコマがあることもあるので、その時間に家に戻ってご飯を食べたり、家事をすると時間の有効活用ができます。
大学生は大学だけでなく、いろいろなところにも遊びに行くことが増えるため、電車・バスを使う場合は駅近が便利です。
また、スーパー・コンビニ・病院・飲食店が近くにあるかも重要なポイントです。
家賃
地域によって異なりますが、一般的に 仕送り+アルバイト収入の範囲内 で家賃を決めるのがベスト。
家賃+光熱費+食費を考慮し、無理のない範囲で決めましょう。
設備・間取り
慣れない地域でのひとり暮らしになるので、セキュリティや防犯面を考えると、オートロック、2階以上という条件で探すのが理想的です。
大家さんが近くに住んでいると安心感があります。
また、授業やリモートワークにはネットワークが必須なので、インターネット完備やWiFiが無料の物件もおすすめです。
間取りとしては1Rや1Kでも十分ですが、快適さを求めるのであれば、バス・トイレ別などの条件も加えてみるとよいでしょう。
学生寮・学生マンション・アパートの比較
学生寮
学生寮は大学や民間が運営する学生専用の居住スペースで、大学に併設されていることも多いので、学内の施設を利用しやすいのが魅力です。
「みんなでワイワイ過ごしたい」「人との交流が好き」という人には最適です。
メリット
・家賃が安め:大学のサポートがあるため、一般の賃貸物件よりもリーズナブルな場合が多い。
・友達ができやすい:共用スペースが多いため、自然と人と関わる機会が増える。
デメリット
・プライバシーが少ない:相部屋の場合もあり、一人の時間を確保しづらい。
・共同生活に慣れが必要:ルールやマナーを守る必要があり、自分のペースで生活しにくいことも。
学生マンション
学生マンションは学生専用のマンションで、管理人が常駐していることが多く、防犯対策がしっかりしています。「防犯面が気になる」「管理がしっかりした環境で生活したい」という人に向いています。
メリット
・管理人が常駐していて安心:困ったときにすぐ相談できる。
・防犯対策が充実:オートロックやセキュリティ設備が整っているため、特に女性に人気。
デメリット
・家賃がやや高め:セキュリティやサポートが充実している分、一般的なアパートよりも高額になりがち。
一般アパート・マンション
最も一般的なひとり暮らし向けの賃貸物件です。自由に選べるぶん、立地や設備によって価格が大きく異なります。「自分のペースで暮らしたい」「自由な生活を楽しみたい」という人にはピッタリの選択肢です。
メリット
・自由度が高い:門限やルールがなく、自分のペースで生活できる。
・選択肢が多い:家賃や立地、設備を自分で選べる。
デメリット
・防犯対策が必要:管理人がいないため、防犯意識を持つことが重要。
・家賃がやや高め:立地や設備によっては、予算オーバーになることも。
他にも大家さんが食事を作ってくれる下宿や、色々な国、学校、仕事の人と共同生活をするシェアハウスなどで生活をしている人もいるようです。
家に求めることから選択してみてください。
私は大学生しか受け入れていないアパートでひとり暮らしをしていたのですが、1階に大家さんが住んでいて、年に数回、住んでいる学生同士の交流会もありました。
同じ建物に困った時に頼れる知り合いができたのは心強かったです。
まとめ
ひとり暮らしには自由がある一方で、家事や生活費の管理などの負担もあります。実家通いとどちらが自分に合っているかをよく考え、物件選びの際は「立地」「家賃」「設備」をしっかりチェックしましょう。
合格発表を迎える前に、住まいの選択肢について考えておくと、スムーズに新生活をスタートできます。自分に合った住まいを見つけ、充実した大学生活を送ってください!
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️