3歳からの幼児教育〜新聞・ちらし編〜
今回は売っているものではなく、身近なものを使ってできる幼児教育についてお話ししたいと思います。
新聞やチラシなど文字・数字が書いてあるものなら何でも同じような教育遊びをすることができます◎
読める文字だけ読む
3歳ではもちろんほとんどの漢字は読めませんが、会話はしっかりできるようになってきて新しい言葉をどんどん覚えていく時期です。ちらしの単語は簡単だったり、身近にある食べ物などが多いので見たことのない単語であっても写真などから予想しながら読み上げることができます。端から全部の単語を読み上げても良いですが、クイズ形式でわかりそうなものを指さして答えてもらうやり方も織り交ぜてみましょう。毎日新しいちらしが入ってくるのでスーパーの食べ物のちらしだけでなく電化製品や服など色んな種類のものを使えば、たくさんの言葉も覚えることができます。ちらしの単語読み上げに慣れてきたら新聞にも挑戦してみましょう。最初は読めない単語ばかりだとは思いますが漢字を読み飛ばしてひらがなだけの読み上げから始め、簡単な漢字から少しずつ教えてあげるようにしましょう。
数字で遊ぶ
ちらしにはたくさんの数字が載っています。まずは数字を読み上げる練習から始め、その数字と商品を使いながらお買い物感覚で足し算の練習をしてみましょう。物や単語を覚えながら数字の勉強もできるちらしはすごく良い教材です。おままごとに取り入れながらこの遊びをすることで子どもも勉強してる感覚がない状態で、楽しい遊び感覚で数字、文字、単語を勉強することができます。わたしも母親とこの遊びをするのが好きで、計算ができるようになってからはいくらにおさめるように組み合わせを考えたり、なるべく1000円に近づけてみたりなど色々な遊び方をしていました。
これまで絵本やジグソーパズル、ちらしや新聞で学習する方法についてお話してきましたが、全てに共通するのは遊び感覚で楽しく取り組めるものであるということです。小学生以上になると学校のカリキュラムとしてどうしても教材を使った勉強らしい勉強をすることになってしまうので、それ以前になるべく勉強に対するハードルを低くしておく必要があります。計算や漢字など全く分からないものを教材を使ったりテストに向けて勉強したりするとやらなくてはいけないもの、難しいものという感覚になってしまいます。少しでも触れておくことで学校での勉強も楽しいものやクイズ感覚で取り組むことができるようになります。
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。