志望校合格のために!高校3年生の2月にやるべき10個のこと
国公立出願期間も終盤ですが、志望校の決定と出願は無事にできましたか?
共通テストが終わり、国公立2次試験までの1ヶ月はやらなくてはいけないことがたくさんあり、入試対策をしながらもいつもとは違うやるべきことが増えてきます。
ということで今回は、高校3年生が2月にやるべき10個のことを紹介します。
赤本演習
過去問に取り組むことで、試験の傾向と対策を掴み、自分の弱点を知ることができます。
赤本での過去問演習を活用して、本番に近い環境での演習を積み重ねましょう。
共通テストで各科目の知識もかなり固まっているので、以前よりスラスラ解ける感覚があるはず。
あとは記述の感覚を取り戻して、その大学の形式に慣れるだけです。
身についていない知識をその都度克服
勉強中に出てくるわからない点は、放っておかずその都度解決しましょう。
ここから2次試験までは時間も限られているので、苦手に気がついた今克服しないと、もう演習の時間を確保することができないかもしれません。
苦手を見つけたら克服すると同時に1冊のノートにまとめておくことで、繰り返し見直したり、入試直前の最終確認にも使うことができます。
予備校の直前講習
もし必要であれば、予備校の直前講習や集中講座を受けることも一つです。
共通テストが終わったこの時期は講座の数も減りますが、志望校によっては大学別の講座が開講されています。
私は仙台の塾に通っていたこともあり、京大対策の講座は多くありませんでしたが、京大数学と京大英語を受講しました。
専門の先生からのアドバイスや、同じ目標を持つ仲間との切磋琢磨は、大きな力になります。
日程を書き出す
国公立前期以外にも私立大学の入試日程、合格発表と手続きの日程、予備校の講習日をカレンダーに書き出し、重要な日を見落とさないようにすることが必要です。
この時期は情報が錯綜しやすいため、日程を整理しておくことで、心の準備もできます。
私も試験や講習など、色分けをして手帳に書き込んでいました。
2次試験までの計画を立てる
志望校合格という1番大きなゴールに向けて残りの期間で何をすべきか計画を立て直すとよいでしょう。
どの科目をどの程度勉強するか、過去問はいつまでに解くかなど、具体的なスケジュールを立てて、効率的な勉強を心がけることが大切です。
この計画がないと、目の前の私立入試に向けた対策をしているうちにあっという間に2次試験当日を迎えることになってしまいます。
私も京大の過去問を科目バランス良く解きながら、私立大学の過去問もそれぞれ数回は解けるように計画していました。
メインターゲットである第一志望校合格に向けた計画を立てた上で、ほかの試験の対策を組み込んでいくという方法で計画を立ててみてください。
入試に向けた準備
県内で受けられる共通テストと違い、国公立2次試験は県外の会場に受験しに行く人も多いです。
試験会場が遠方にある場合は、ホテルの予約や移動手段の予約を早めにするとよいでしょう。
試験当日のトラブルを避けるためにも、早め早めの準備が肝心です。
他の入試との兼ね合いで前泊するか当日に向かうかが変わってきますので、全ての受験校が決まった今、改めてホテルやホテルまでの交通機関、ホテルから会場までの交通機関の再確認をしてください。
自分の入試結果に惑わされない
今は私立大学の1次試験や総合型選抜の合格発表の時期でもあります。
合格発表の日は朝からドキドキしますし、どちらの結果だったとしてもかなり動揺するはずです。
不合格という結果を見たら落ち込んでしまうかもしれませんし、合格と言う文字を見たら安心して油断してしまうかもしれません。
ですが、第一志望校の試験はまだ終わっていないので、結果に一喜一憂することなく、最後まで自分のペースで取り組むことが大切です。
自分の目標に向かって、すぐに切り替え、前向きな気持ちで毎日を過ごしましょう。
周りの入試結果に惑わされない
入試結果が出るのは自分だけでなく、クラスの友達も同じです。
この時期に第一志望校に合格して入試が終わるという人もたくさんいます。
そういった人たちは勉強や緊張からも解放されて、楽しい大学生活に向けた話をしているので、モヤモヤした気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
そんな時にも友だちやクラスメイトの結果に左右されることなく、自分のペースを保つことが大切です。周りと比較せず、自分の目標に集中し、それに向かって努力し続けた人が第一志望校に合格します。
体調管理
これは入試が近づいてから毎回お話ししていました。
バランスのとれた食事、適度な運動、質の良い睡眠を心がけることで、試験の日に最高のパフォーマンスを発揮できます。
身体と心の健康を保ち、ストレスを上手にコントロールしながら、この大切な時期を乗り切りましょう。
毎日を大事にする
この1ヶ月は今までの1ヶ月とは違います。
朝起きて学校に行き、勉強するということ以外にもやるべきことがたくさんあるので、毎日が短く感じるかもしれません。
志望校受験に向けた勉強も最後の追い込みの時期である今月は、今まで以上に計画的に時間を使い、目標に向かって努力することが大切です。
それと同時に高校生活からの卒業も近づいています。
私は公立高校だったので国公立2次試験が終わってから3/1に卒業式がありましたが、高校によっては共通テストと国公立2次試験までの間に卒業式があると聞きました。
盛りだくさんの2月ですが、毎日を大切に過ごして後悔のない高校生活にしてください。
以上が高校3年生の2月にやるべき10個のことです。
共通テストの結果によっては2次試験までにかなりの勉強量が必要で、他のことまで考えている余裕は無いと思うかもしれません。
今は焦らず、一歩一歩、確実に進むことが大切です。
第一志望校に合格するためにも自分自身を信じて頑張りましょう。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。