国公立大学の二次試験に向けたメンタルと体調管理

国公立大学の二次試験は、多くの受験生にとって大きなイベントです。

試験に向けての勉強はもちろん重要ですが、メンタルと体調管理も同じくらい重要な役割を果たします。この記事では、最適なコンディションで入試本番を迎える方法を紹介します。

メンタル管理のためのテクニック

1. ポジティブなマインドセットの育成

入試が近づくこの時期は緊張や不安でネガティブな考え方になりがちです。ですが、自分なら合格できるという気持ちをもつことも大切。

自己肯定感を高めることで、ポジティブな思考を持つことができます。

小さな成功を記録し、それを見返すことで「これだけやってきたなら大丈夫」という自信にも繋がります。

2. リラックス方法を見つける

受験に向けてストレスは避けられないものです。ですが、そのストレスを管理することが重要です。寝る前の瞑想、学校帰りの散歩など、心を落ち着かせる時間を作りましょう。これを日々のルーティンとして取り入れることで、心の平穏を保つことができます。

3. 現実的な目標設定

過度なプレッシャーを避けるためには、現実的で達成可能な目標を設定することが重要です。達成可能な小さな目標から始め、徐々にステップアップすることで、自信とモチベーションを保つことができます。

受験直前のこの時期は過去問や克服する単元も無理な目標を設定せず、少しずつでも前進することが大切です。

4.入試結果を気にしない

国公立前期入試の前にも私立入試や総合型選抜の合格発表があります。

自分の入試結果や友達の入試結果を見て一喜一憂しないことも大切です。

どんな結果であったとしても切り替えて第1志望校合格を目指すようにしましょう。

体調管理のためのアドバイス

寒くてインフルエンザも流行っている上に緊張でストレスもかかっているこの時期は体調を崩しやすい要素が揃っています。

どれだけ頑張っていても入試当日、体調を崩してしまっては元も子もありません。

1. バランスの良い食事

脳の健康と集中力を維持するためには、バランスの良い食事が不可欠です。野菜、果物、全粒穀物、良質なタンパク質を含む食事を心がけましょう。規則正しい食事時間を守ることも重要です。

2. 十分な睡眠

良質な睡眠は、記憶の定着や情報処理に不可欠です。毎晩7~8時間の睡眠を目指し、一定の睡眠スケジュールを保つことが大切です。寝る前にリラックスしたり、スマートフォンの使用を控えることも良い睡眠につながります。

3. 定期的な運動

部活を引退してから自習室にこもりがちで、運動をしていないという人も多いのではないでしょうか?

軽い運動は、ストレスを軽減し、集中力を高める効果があります。ウォーキング、ジョギング、ストレッチなどを日常に取り入れると良いでしょう。運動は体だけでなく、心の健康にも良い影響を与えます。

ストレスとの向き合い方

追い込まれている受験前には気づかないうちにストレスを感じていることもあります。このストレスを乗り越えて受験を勝ち抜くために大切なポイントをお伝えします。

1. ストレスの原因を特定する

ストレスを感じた時は、その原因を冷静に分析しましょう。この限られた時間でなにからすれば良いのか分からずに焦っているのかもしれませんし、周りの友だちが勉強している姿を見ると不安になるのかもしれません。よく考えてみると原因がないのになんとなく不安な気持ちがあるということもあります。

2. ストレス発散法を見つける

音楽を聴く、絵を描く、散歩をするなどストレス発散の方法を見つけると良いでしょう。受験前ということでまとまった時間は確保できないかもしれませんが、自分に合った方法でリラックスする時間を持つことが大切です。

3. コミュニケーションを心がける

友人や家族とのコミュニケーションは、ストレス軽減に効果的です。身近な人のサポートはもちろんですが、モヤモヤしていることを言葉にするだけでもすっきりするということもあります。

受験はあくまで人生の一部です。自分自身と向き合い、自己成長の機会と捉えることが大切です。メンタルと体調の両方を大切にし、最高のパフォーマンスを目指しましょう。

自分を信じ、最善を尽くすことが何よりも重要です。応援しています!

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo