国公立大学後期試験に向けて今からできること|合格発表が続く時期の心構えと直前対策まとめ
すでに合格発表が始まっている大学もあり、SNSや周囲の話題を通して、他人の結果がどうしても目に入ってしまう時期だと思います。
そんな中で迎えるのが、国公立大学後期試験です。
後期試験は、倍率が高く、募集人数も少ないため、「厳しい試験」「可能性は低い試験」というイメージを持たれがちです。
実際に、前期試験が終わった段階で気持ちが切れてしまい、後期試験に本気で向き合えなくなってしまう受験生も少なくありません。
しかし、だからこそお伝えしたいことがあります。
後期試験は、最後まで諦めずに準備を続けた人が、確実に結果を引き寄せる試験です。
後期試験の特徴を正しく理解しよう
国公立大学後期試験は、前期試験と比べて大きく異なる点がいくつかあります。
まず、多くの大学で
・科目数が少ない
・小論文や面接の配点が高い
という特徴があります。
前期試験のように複数科目を幅広く対策する必要がない分、対策に集中しやすいというのは、後期試験の大きなメリットです。
「準備期間が短い」「今からでは間に合わないのでは」と感じている人もいるかもしれませんが、後期試験は、限られた範囲を、どれだけ丁寧に仕上げられるかが問われる試験でもあります。
特に小論文や面接は、明確な正解が一つに決まっているものではありません。
だからこそ、受験生一人ひとりの考え方や姿勢、大学で学びたいという気持ちが答案や受け答えを通して伝わりやすい試験です。
合格発表が続く時期のメンタルとの向き合い方
後期試験前のこの時期は、精神的にも非常に揺れやすい時期です。
・友人の合格報告を聞いて気持ちが落ち着かない
・自分の合否が気になって勉強に集中できない
こうした感情を抱くのは、決して特別なことではありません。
それだけ真剣に受験と向き合ってきた証拠でもあります。
ただ、ここで一つ意識してほしいのは、今はまだ、あなたの受験は終わっていないということです。
他人の結果に心が揺れるときほど、
・スマートフォンを見る時間を意識的に減らす
・SNSから少し距離を置く
・「今日やること」を紙に書き出す
といった、小さな行動が大きな助けになります。
不安を完全になくそうとする必要はありません。
不安を抱えたままでも、「やるべきことに手を動かせる状態」を作ることが大切です。
後期試験直前期の勉強の考え方
後期試験までの残り1週間は、新しいことを次々に詰め込む時期ではありません。
この時期に意識してほしいのは、「できることを確実に得点につなげる」ことです。
小論文であれば、
・頻出テーマの整理
・自分の意見を200〜400字でまとめる練習
・過去問や類題を使った時間配分の確認
面接がある場合は、
・志望理由
・大学で学びたいこと
・高校生活で力を入れたこと
といった、必ず聞かれやすい質問への答えを言語化することが最優先です。
完璧な回答を作る必要はありません。
大切なのは、自分の言葉で、筋の通った説明ができる状態を作ることです。
後期試験前に必ず確認したい持ち物
試験が近づくと、「勉強は大丈夫だけど、当日のことが不安」という声も多くなります。
ここで、後期試験前に改めて確認しておきたい持ち物を整理しておきましょう。
・受験票
・身分証明書
・筆記用具(予備含む)
・腕時計
・交通系ICカード、現金
・ハンカチ、ティッシュ
・必要に応じて昼食や飲み物
小論文や面接がある大学では、過去に出題されたテーマや休憩時間の長さなども事前に確認しておくと安心です。
「もう慣れているから大丈夫」と思える時期だからこそ、前日にもう一度、持ち物チェックをすることをおすすめします。
初めての土地で受験する人へ
後期試験では、前期試験とは異なる大学を受験する人も多く、初めて訪れる土地・初めてのキャンパスで試験を受けるケースも少なくありません。
・試験会場までのルート
・電車やバスの本数
・会場周辺の環境
これらは、できれば前日までに一度確認しておきましょう。
当日の不安要素を一つ減らすだけで、試験本番の集中力は大きく変わります。
試験前日の過ごし方と心構え
試験前日は、勉強の量よりも「整えること」を意識してください。
・消化の良い食事をとる
・スマートフォンは早めに手放す
・布団に入る時間を決める
緊張してなかなか眠れなくても、「横になって目を閉じる」だけで体は休まります。
眠れなかったことを気にしすぎないようにしましょう。
ここまで受験を続けてきたあなたは、すでに十分すぎるほど努力を重ねてきています。
最後に
国公立大学後期試験は、決して簡単な試験ではありません。
しかし、最後まで諦めずに準備を続けた人に、確かにチャンスがある試験です。
結果がどうなるかは、誰にも分かりません。
それでも、「やれることはやり切った」と胸を張って言える状態で試験当日を迎えてほしいと思います。
自分を信じて。
最後まで、駆け抜けてください。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇♀️

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー/JAPAN MENSA会員
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中









