大学ってどんなところ?高校との違いも大公開!
みなさんは大学がどのような場所なのか、イメージできていますか?
「勉強が大変そう」「資格を取るために必要」「就職のために行くところ」「楽しそうな場所」など、人によってさまざまなイメージがあると思います。
高校の授業は毎日同じクラスで、毎日似たような時間の過ごし方でしたよね。
私は大学に入学するまで、大学に入ってからも高校と同じ形式の授業だと思っていました。
大学のオープンキャンパスに行っても、表向きな部分や良い部分しか見ることができず、大学に入学してから初めて、大学の授業や実態を知ったので最初は驚きました。
ということで今回は、受験が終わった方には大学生活をイメージしてもらうため、受験生にとってはどのような場所を目指しているかを知ってもらうために大学生活はどのようなものかについてお話ししていきます。
大学生活と高校生活との違い
規模
高校は1学年300人程度の学校が多いですが、大学は1学年数千人いるということも珍しくはありません。
同じ学年でも会ったこともないような人もたくさんいます。
学校の敷地もかなり広く、同じキャンパス内でも、授業の移動は自転車を使わないと間に合わないということもあります。
学部ごとに敷地が分かれていたり、校舎もいくつかあるので、オープンキャンパスや学祭で初めて大学を見ると、大きさに感動するはずです。
授業内容の細かさ
高校は普通科・理数科のようにコースが分かれていて、その中で文理選択や科目選択をしていきますよね。
それに比べて大学は入学のタイミングから学部・学科というように細かいコースに分かれています。
大学受験に向けた勉強は科目数も多く、浅く広い知識をつける勉強ですが、高校での勉強を通して興味のあることや得意な分野を知ることができます。
大学に入ってからは専攻した分野に関係することだけをさらに詳しく勉強していくので、好きなことだけを毎日勉強できるような感覚でした。
大学での成功の秘訣
目的を明確にする
大学生活を充実させるためには、「何のために大学に行くのか」をはっきりさせることが大切です。
・「将来の仕事のために専門知識を深めたい」
・「資格を取得して、希望の職種に就きたい」
・「人脈を広げたい」
・「とにかく大学生活を楽しみたい」
など、目的が明確であれば、授業選びやサークル活動、アルバイトなどの選択もスムーズになります。
自分に合った時間の使い方を考える
大学生活は授業が開講されている期間もかなり自由な時間は多いですが、夏休み・春休みのような長期休暇が2ヶ月ずつあるというのも入学してから驚いた部分です。
こんなに自由な時間は社会人になってしまうとなかなか取ることができません。
働き始める前に好きなように時間を使って、自分が好きなことを極められるのが大学です。
大学は自由度が高い分、自分で計画を立てないと時間を無駄にしてしまうこともあります。
授業の履修、課題、テスト勉強、サークル、アルバイトなど、バランスよく予定を組むことが大切です。
積極的に挑戦する
大学では新しいことに挑戦する機会がたくさんあります。
例えば、
・サークルやゼミに参加して、人脈を広げる
・アルバイトを通して社会経験を積む
・インターンシップで将来の仕事を体験する
・留学して海外の文化を学ぶ
大学生のうちにしかできない経験を積極的に取り入れることで、視野が広がり、将来の選択肢も増えていきます。
効率的な勉強法を時間管理術
授業選びは慎重に
授業時間は大学にもよりますが、8:45にスタートして90分授業が5コマの18:15までなど、高校の授業よりかなり長くなっています。
ですが、この5コマを週5日間毎日受けるのではなく、自分が履修したい授業を好きなように選択できるので、履修決めも1つのイベントです。
・卒業に必要な必修科目は早めに履修する
・興味のある授業を積極的に選ぶ
・単位の取得難易度も考慮する
卒業までに単位を取らなくてはいけない必修科目や、卒業に必要な単位数も決まっているので、自分で計算しながら時間割を組む必要があります。
卒業のための単位以外に、資格試験を受験するために必要な単位というものもあります。
医師免許・薬剤師免許はもちろん、教員免許を取得するために必要な単位なども決まっていました。
自由度が高い分、卒業や資格の取得といったゴールから逆算して、履修する授業を決めることになるので、高校生時代よりもさらに計画性が必要でした。
効率的な勉強法を身につける
大学の勉強は高校よりも専門性が高く、試験範囲も広くなります。
友達と協力したり、試験前には、先輩からもらった過去問を活用するなど、この工夫によって時間の使い方が変わってきます。
大学・学部によっては試験対策委員が設置されているところもあるようです。
時間管理を意識する
大学生活は自由な時間が多い分、計画性がないとダラダラと過ごしてしまいます。
大学生の期間は人生の夏休みと言われるぐらい自由な時間が多いというのも特徴です。
授業を受ける時間も自分で決めることができますし、サークルやアルバイトも含めた予定の組み方は自由です。
勉強に時間をかけたい人は空いている時間全てを勉強に充てることもできますし、社会勉強や貯金のためにアルバイト中心の生活にすることもできます
アルバイトの選び方
大学生にとって、アルバイトは収入を得るだけでなく、貴重な社会経験の場でもあります。
アルバイトの種類
・学業と両立しやすいバイト(塾講師、家庭教師、カフェ、コンビニ)
・時給が高めのバイト(家庭教師、イベントスタッフ、キャバクラなど)
・社会経験が積めるバイト(インターン、企業での事務補助、販売員)
自分の目的に合ったアルバイトを選ぶことで、大学生活をより有意義なものにできます。
サークル活動の選び方
サークルには、体育会系、文化系、インカレ(他大学と合同)などさまざまな種類があります。
サークル選びのポイント
・自分の興味があるか(楽しく続けられるか)
・活動の頻度と自分のスケジュールに合っているか(週1~2回なのか、毎日練習があるのか)
・どんな人がいるか(人間関係も大事)
新歓期間にいくつかのサークルを体験して、自分に合うかどうかを確かめるとよいでしょう。
まとめ
大学生活は自由度が高く、自分次第で充実したものにも、無駄な時間を過ごしてしまうものにもなります。
成功の秘訣は、目的を明確にし、計画的に時間を使いながら積極的に挑戦すること。
効率的な勉強法を身につけ、時間管理を意識すれば、学業とプライベートのバランスを取ることができます。
アルバイトやサークルも、自分の目的や興味に合わせて選ぶことで、より充実した大学生活を送ることができます。
「人生の夏休み」と言われる大学生活ですが、ただ遊ぶだけでなく、将来に向けた経験を積む貴重な時間でもあります。
みなさんも、自分なりの充実した大学生活を楽しんでください!
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。