親御さんが受験生に与える影響

受験生にとって両親はすごく大きな存在です。成績や受験の合否に関わってくるのは学校や塾だと思われがちですが、小さい頃から考えると1番長い時間を過ごすのは家庭です。受験や勉強、将来に対する考え方も両親から影響を受けた部分がかなり多かったように感じるので、今回は私の家庭の話も含め、親御さんが受験生に与える影響についてお話していきます。

常識が変わる

子どもにとって生きていく上での常識は親御さんの行動から学ぶものです。例えば親御さんが本を読んだり、大人になってからも学ぶ姿を見ていると子どもにとっても勉強をするということが当たり前になります。

私の母親は私がした質問はすぐに答えてくれたり分からなくても調べて教えてくれる人だったので、受験期勉強をしていても分からないことがあったらすぐに聞いたり調べるということが自然とできるようになっていました。

勉強をすることも勉強以外で分からないことがあったら調べることも今となってはそれが普通でめんどくさいと感じる事もありません。中学も高校も大学も勉強に関する常識は近いものに感じますが、キャバクラで働いてみるとそういう人ばかりでもないということに気がついたので勉強をする、調べるという週間や常識に関してはかなり親の影響が大きいように感じます。

将来の理想像

自分がどうやって大人になっていくかというのも親御さんの姿を見て想像することになります。大人の生き方を身近にみられるのも自分の親だけなので、小さい頃からどのように進学してなんの仕事に就くかということは両親の生き方を見てイメージしています。それは受験生になっても同じで、自立した社会人生活が現実的になってくると、より具体的にどういう働き方をするかどういう生き方をするかという将来のことを考えるようになります。

言葉の影響

親御さんが使う言葉もお子さんに大きな影響を与えます。学校や周りの友達からも言葉の影響はかなり受けますが、親御さんの言葉遣いや話し方で文章力や敬語がスムーズに使えるかどうかも変わります。

親御さんが使う言葉はこの時期特に、子供の言葉遣いだけでなく受験に向けたメンタルにも影響します。大丈夫と言われれば本当に大丈夫な気がしてきますし、逆にこのままだと受からないと厳しい言葉をかけられるともう無理なのかもしれないと思ってしまいます。それぐらい受験生のメンタルはナイーブなので前向きになれるような言葉をかけてあげるようにしましょう。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。