高校3年生の冬休み、塾での過ごし方

前回までの記事でこの時期の過ごし方について、私の体験談や各学年に分けてお話ししてきました。

この時期の受験生というのは塾で過ごす時間がかなり長くなると思うので、塾に通っている受験生に向けて塾での過ごし方について3つのポイントに分けてお話ししたいと思います。

講習予定の組み方

まず冬休み前から始まり前期入試直前まで開講されている冬期講習に関してです。冬期講習はほぼ毎日、午前中・午後1・午後2の3つの時間帯で開講されている予備校が多いと思います。各科目、設置されている講座数も多いので1日に詰め込むようなとり方もできると思いますが、私は1日1講座におさえることをおすすめします。1つの講座で3時間ほどあるので1日に2講座受講し、予習・復習の時間も含めるとほぼ1日使ってしまうことになります。授業と自習のバランスをとるためにも1日1講座にしぼり、予習・復習もしっかりするようにしましょう。

また、毎日講座が入っていることによって予備校に行く習慣もつきます。今日は講習がないから家で少しゆっくりするということがないように、やる気が出ない日でも予備校に行くために毎日バランスよく講習を受講するようにしましょう。

自習室の使い分け

自習室には個別ブース型開放型の2種類があります。どちらのタイプが好きかは人それぞれだと思いますが、どちらを使う際にもメリット・デメリットがあるので上手に使い分けてほしいと思います。私は個別ブース型が好きだったのでそちらをメインに使っていましたが、直前期だけは開放型自習室も利用するようにしていました。

個別ブースは1人の空間なので周りを気にせず集中することができます。冬休み前の自習はずっとこの自習室でしていて、冬休みに入ってからもほとんどの時間はこの自習室で過ごしました。

開放型自習室は空き教室を使っているので、試験会場と同じように机が並んでいて周りにたくさん学生がいるのが見えます。時間を決めて過去問演習をする時は試験会場に雰囲気を近づけるためにこの自習室を使っていました。

分からないことを聞く

講習が多い分、この時期は校舎にいらっしゃる講師の先生も多い時期です。分からないことは今聞かないと、受験まで分からないままなのでまとめて聞きに行くようにしましょう。

職員さんが面接練習をしてくれる機会もあります。医学部を受ける人など、面接に不安がある人は職員さんや先生に声をかけてみましょう。

この時期は自分1人で対策するのではなく人に頼って教えてもらうことも大切です。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo