共通テストまで1ヶ月、最高のコンディションで受験するためにやるべきこと
共通テストまであと1ヶ月です。
ここまであっという間に感じた人も多かったのではないでしょうか?
ここから共通テストまでの1ヶ月、共通テストから2次試験までの1ヶ月も勉強をしているうちにあっという間に過ぎていきます。
今まではひたすら長い時間勉強して追い込んできたかもしれませんが、ここからは最高のコンディションで入試当日を迎えるために最終調整をすることも大切です。
今回は共通テストまで1ヶ月の今、受験生の皆さんに伝えたいことをお話しした後、
入試に近い環境で勉強する、集中力を高めるためにできることについてお話ししていきます。
受験生の皆さんへ
共通テストまで残り1ヶ月というカウントダウンを見てどう感じていますか?
高校3年生になってから一気に成績が伸びて入試が楽しみな人もいれば、残りの期間でやるべきことが多すぎて既に緊張している人もいるのではないでしょうか?
どちらにしてもここから1ヶ月は勉強漬けの毎日になることを覚悟してください。
今考えてみても人生で1番勉強した1ヶ月は共通テスト直前でした。
1ヶ月頑張り続けることができればどんな結果でも後悔することはありませんし、それだけ努力できたという自信にも繋がります。
早い人は総合型選抜で合格も決まる時期なので、最近は高校や塾に行っても高校3年生は受験の話題で持ちきりです。まだ入試が残っている受験生の気持ちになるとかなり動揺する話題のはずです。この時期は余裕のある人、自信がなくてネガティブになってしまう人それぞれですが、とにかく周りを気にしないということも大切です。
程よい緊張は必要ですが、過度な緊張は入試合格の敵です。
ここからは緊張を克服して実力を発揮するために今からやるべき2つのことについてお話しします。
入試に近い環境での勉強
まず、入試に近い環境で勉強をすることで、入試当日、慣れない場所で試験を受ける緊張を和らげることができます。
そのために時間、場所、文房具の3つを本番に近づけると良いでしょう。
生活時間を入試に合わせる
入試の日は学校よりも遠い会場で受験する人も多いので、朝が早いと感じる人も多いのではないでしょうか?
当日だけ早起きするとなると、前日の夜、緊張もあってなかなか眠れなかったり、試験中に眠くなり、ぼーっとしたりしてしまうこともあります。
朝起きてから頭がしっかり回転するようになるまで3時間かかると言われているので、試験が始まる3時間前には起きておくことも大切です。
朝が苦手な人もこの時期からは入試時間に合わせて、朝型の生活に切り替えておくと良いでしょう。
周りに人がいる環境で勉強する
試験会場は1人の空間ではないので、音や人の動きが気になることもあるかもしれません。
過去問演習の段階から周りに人がいる環境で勉強することで、試験会場で聞こえるペンの音や紙をめくる音も気にならなくなります。
私も直前期までは静かな個別ブースの自習室がお気に入りでしたが、共通テストの過去問演習は空き教室に設置されている開放型自習室を使って、入試本番に少しでも近い環境で演習をするようにしていました。
鉛筆を使う
鉛筆を使った演習に慣れておくことも大切です。
共通テストではマークのために鉛筆を使うように指定されています。
今までのテストや模試でシャープペンを使うことに慣れていて、問題を解くときはシャープペン、マークの時は鉛筆に持ち替えるという人もいるのではないでしょうか?
持ち替えの時間がタイムロスにも繋がるので、鉛筆で解いて鉛筆でマークするのが1番効率的です。
ですが、久しぶりに鉛筆で問題を解くと手が疲れたり、途中で文字が太くなり、メモが見えづらくミスをしてしまうということもあります。
過去問演習をする時だけでも鉛筆を使う練習をしておくことで、当日も違和感なく問題を解き進めることができるのでおすすめです。
集中力を高めるために
勉強場所を変える
どこでも集中できるようにするためには勉強場所を変えるという方法がおすすめ。
毎日学校や塾に行って勉強していると、いつも勉強している場所では集中できるのに慣れない会場に行くと何故か集中できないという人もいるのではないでしょうか?
入試の会場は初めて行く場所で、周りにもたくさん人がいますし、当日外の音がうるさかったり、小さなトラブルが起きたりしても試験は続きます。
そういった環境でも気にせず目の前の試験に集中する必要があるので、塾の静かな自習室だけでなく、学校の教室やカフェ、電車内などどこでも集中できるように場所を変えて勉強をしてみるのもおすすめです。
息抜きの仕方を変える
日頃の勉強中に集中力を保つためには息抜きも重要です。
人間が集中できる時間は50分と言われているので、50分勉強して10分休憩という方法をおすすめする人も多いですが、入試は短くても60分、長い試験では3時間くらい集中し続けないといけません。
ということは、今まで50分〜60分に1回休憩をしていた人も休憩なしで集中できる時間を伸ばす必要があります。
入試までの勉強時間、試験本番どちらも集中力を継続するために、息抜きの時間やタイミングも工夫していくと良いでしょう。
睡眠時間を7時間半に
最後の追い込みとして勉強時間を確保するために、受験に向けて睡眠時間を削ることを考えている人もいるかもしれません。
ですが、入試当日に向けては最後に知識を詰め込むよりも当日最高のコンディションと集中力で試験にのぞむことが1番です。
理想的な睡眠時間は7時間から8時間、そして睡眠の周期の関係でスッキリ起きられるのは1時間半単位と言われているので、入試直前の1、2ヶ月だけでも7時間半睡眠にすることをおすすめします。
私も元々の6時間睡眠を直前期に7時間半睡眠に変えたことで、自習中に眠くなることも体調を崩すこともなく受験を乗り切ることができました。
最後に今回のポイントをまとめると、生活時間を朝型の生活にしたり、周りに人のいる環境で勉強したり、鉛筆を使ったりすることで、時間と場所と道具を試験当日に合わせて演習をしてみる。
そして、集中力を高めるために勉強場所や息抜きの仕方を変え、睡眠時間を7時間半に伸ばすということも大切です。
入試を最高のコンディションで迎えるためにあと1ヶ月、勉強をしながらも準備を頑張っていきましょう。
個人的な相談もいつでもお待ちしています。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。