京大卒キャバ嬢が教える、大学ってどんなところ?
新年度が始まったということで、まずは大学受験に合格するための方法を考える前に高校生の皆さんに大学とはどのようなところなのかということを知っていただきたいと思います。難しい勉強ができそう、資格を取るため就職のためには行かないといけない、楽しそうなど色々なイメージがあるのではないでしょうか。この記事を読んでいただければ大学がどのようなところなのかがわかり、受験勉強も楽しくなってくるはずです。
専門知識を学ぶ
まず、勉強面に関しては高校生まで以上に自分の興味のある分野に絞った勉強をしていくことになります。受験勉強は科目数も多く、浅く広い勉強ですが、自分の興味や得意分野を知る期間にはそういった幅広い知識をつけることも大切です。大学に入ってからはその学部に直結する分野だけを掘り下げて勉強していくので、好きなことだけを毎日勉強できるような感覚です。私が通っていた薬学部は化学と生物の授業がほとんどで、週に10コマ程度の座学授業が全て化学と生物のさらに細分化された分野でした。この中からさらに興味のある分野に絞って研究室を選んでいくので、どんどん興味を絞ってその分野を突き詰められるのが大学です。
社会に出る前の準備
資格が必要な仕事も研究職も高校を卒業して社会に出たのではかなりハードルが高いものです。大学を卒業しないと資格試験を受けられないような医師免許・薬剤師免許はもちろん、研究職も高校までの幅広い知識ではまだ全く足りていないということに気がつきました。さらに自分の興味がある分野を明確にしたり、資格を取ったり、インターンでいくつかの企業を見ながら社会に出るための準備をする期間でもあります。
交流を広げる
大学には全国から学生が集まってきます。地元にいては出会うことのなかったような人たちと一緒に大学生活を送ることができるので、すごく新鮮でした。高校生の間にはできなかったアルバイトやサークルを通して、出身も考え方も好きなことも違う人たちと交流することで視野も広がったように感じます。
人生の夏休み
大学の4〜6年間は本当に自由な時間が多いというのも特徴です。授業の時間も自分で決めることができますし、サークルもアルバイトも組み方は自由です。勉強をしたい人は空いている時間全てを勉強に充てることもできますし、社会を知ったり資金を貯めるためにアルバイト中心の生活にすることもできます。授業が開講されている期間もかなり自由な時間は多いですが、夏休み・春休みのような長期休暇が2ヶ月ずつあるというのも大学の大きなメリットです。視野を広げるために海外で過ごすという人もいますし、こんなに自由な時間は社会人になってしまうとなかなか取ることができません。働き始める前に好きなように時間を使って自分をつくることができる場です。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。