大学受験に向けた目標の立て方

受験に向けた1番大きな目標は志望校に合格すること。その目標を達成するためにも小さな目標を決めて1つずつ合格に近づいていく必要があります。新年度がもうすぐ始まりますが、勉強に関するお話をする以前に必要な目標についてお話ししていきます。

期間を区切る

目標を立てる際には定期テストや模試、月ごとなど分かりやすい期間で区切ると目標を意識しやすくなります。期間が決まっていない目標だとどうしても先延ばしになってしまったり目標の期限が近づいてきている実感が湧かずに今までと変わらない勉強量になってしまいます。目標を意識して毎日の勉強を進めやすいのは1ヶ月程度なので、今月の目標、定期テストまでの目標、夏休み期間中の目標というように決めて、その期間が終わるごとに目標の振り返りと新たな目標の設定を繰り返すとどんどん合格に近づく事ができます。目標を立てることに慣れてきたら入試から逆算した目標を立てるようになっていきます。

数字目標とそれ以外の目標

目標と言ってもテストで何点を取りたいという目標もあれば、毎日朝勉強するという目標もあります。小さな目標のゴールとなるテストの目標順位や点数、偏差値といった数字での目標があると目標設定が合っていたのか、目標に向けてコツコツ勉強ができていたのかの判断がしやすくなります。その数字を達成できたかどうかで次の目標を調整したり、何をしていれば目標が達成できたのか考えることで小さな目標を達成できるようになっていきます。数字目標だけでは具体的に何ができるようになって何ができていないかも分かりにくいので、数字以外の目標も立てるとより目標の達成に近づく事ができます。例えば毎日何時から勉強するか、1日にどれくらい勉強するか、科目ごとに毎日やることを決めておくという数字以外の目標も大切です。

少し上の目標を立てる

今まで通りの勉強で達成できるような目標ではなく、今まで以上に頑張らないと達成できないような目標を決めるようにしましょう。受験期、目標を立てる中で目標以上の結果が出るということはあまりありませんでした。目標が低いと毎日の勉強にも余裕ができてしまって遊ぶ時間を増やしても目標が達成できると思ってしまいます。高い目標だと思っていてもそれに合わせた計画を立てると達成するための行動が自然とできるようになります。逆に高すぎる目標だと現実的ではなく諦めてしまったり、目標を意識した勉強をできなくなってしまうので自分に合ったちょうど良い目標の設定が大切です。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo