これをおさえれば完璧!面接試験のコツ
総合型選抜や学校推薦入試も2次選考が始まる時期。
今回は面接のコツについてお話していきます。
志望理由書の書き方などについては以前の記事でお話ししているので、そちらの記事も合わせてご覧ください。
面接の流れ
試験会場に到着したら面接がスタートだと思ってください。
挨拶をしたり、待機している態度まで見られていることもあります。
面接の教室に入る前はドアを3回ノックして返事が聞こえたら入室、入ったらドアを閉めます。
椅子の横まで進み、
「◯◯高校から参りました。◯◯◯◯です。よろしくお願いいたします。」
と言い終わったあとお辞儀。この時、動作と言葉は分けるということを意識してください。
座るように指示があったら「失礼します。」と言ってから着席。
座る時は背もたれにもたれず、姿勢は良くしましょう。
質問に答える時は「はい。」と答えてから目を見て話すことがポイント。
はい。という言葉で1拍置くことで、頭の中を整理する時間を作ることもできます。
面接の形式
大学によって面接の形式は様々です。
受験生が1人の個人面接もあれば、受験生10人程度のグループ面接で1つのテーマについて話し合うようなグループ面接もあります。
試験官の人数も様々で1、2人の面接もあれば、京大の薬学部を受験したときは受験生1人に対して6、7人の面接官がいました。
面接時間も5分程度の大学から30分以上の大学までそれぞれです。
人数や時間を知っておくと心の準備もできるので、体験談を見ておくと良いでしょう。
よく聞かれる質問
志望理由や将来の夢、自己PR、高校時代に頑張ったことに関して聞かれる大学が多いです。
これらの質問に関しては原稿を用意して何度も練習しておいても良いでしょう。
この質問だけでも準備ができていれば、質問をされた時の安心感も違います。
色々な人に練習相手になってもらう
担任の先生に練習してもらっていた時は緊張せずに話せていたのに、初対面の先生が目の前にいると緊張して話したいことを忘れてしまう…ということもあります。
学校の中でも何人かの先生に練習相手になってもらうことで、誰の前でも緊張せずに話をできるようになります。
「分からない」を恐れない
口頭試問のような専門知識を聞かれる大学は特に、わからない質問をされることがあるかもしれません。
わからないのは悪い事ではありません。
黙ってしまったり、適当に答えるのではなくわからない時はわからないと正直に言うことも大切です。
私も高校時代の研究内容や大学院についての質問をされたのですが、わからないことを伝えると面接中にも丁寧に教えてもらうことができました。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。