クリスマスからスタート!共通テスト過去問演習のポイント

もうすぐクリスマスですね。

受験生の皆さんはどんな毎日を過ごしていますか?

いつもは楽しみだったクリスマスも受験生の年だけは勉強に追われていて、楽しみにできないという人もいるのではないでしょうか?

私が受験期、勉強記録をしていたノートにもクリスマスの楽しそうな話は全く描かれていませんでした。

まだ手をつけなくて良いと言い続けていた共通テストの過去問ですが、ようやく手をつけるべき時期が近づいてきました。

私が受験生時代、センター試験の過去問に手をつけ始めると決めていたのはクリスマスの日。

その日が近づいてきています。

ということで今回は共通テストの過去問を解く際のポイントとして

・計画を立てる

・本番に近い環境で解く

・間違えた問題は完璧にする

・結果の分析をする

・抜けていた知識をノートにまとめる

という5つのことについてお話ししていきます。

計画を立てる

これまでは計画が苦手な人はその日の計画をその日の朝立てれば良いというお話しをしていましたが、過去問の数や残りの期間も限られているので、これからの時期はいつどの問題を解くか決めてしまうことも大切です。

まず各科目何年分の過去問を解くか決めて、ノートや付箋に共通テストまでの計画を書き込んでおくとよいでしょう。計画を見返してみたところ、先の計画を立てるのが苦手だったこともあり、センター試験まで1週間の1/7に当日までの計画を立てていたようです。

具体的に私がいつどれくらい過去問を解き進めていたかというと地理と化学はクリスマスから毎日、国語は現代文と古典を交互にして2日で1年分の過去問が終わるように、数学は毎日1Aか2Bのどちらかを解いていました。

物理はもう少し後から始めて週に2回、英語はセンター試験1週間前から2年分と苦手だった文法だけさらに2年分解いていたようなので、どれくらい解けば良いか迷っている人は参考にしていただければと思います。

本番に近い環境で解く

実際に問題を解く際にはなんとなく問題に目を通して問題の傾向を知るのではなく、力試しとして挑戦することも大切です。

入試本番で緊張する人が多いのは大事な試験ということはもちろん、慣れない環境だからというのも大きな理由のひとつです。

本番の緊張を少しでも和らげるために、過去問演習の際にも試験会場と同じように周りに人がいる静かな教室で時間を計って解いてみるとよいでしょう。

机の上を綺麗にして鉛筆を使うと、より共通テストに近い環境で演習することができます。

制限時間の中で見直しまでし、演習後は自己採点をして、今の段階でどれくらい点数が取れるのかを確認してみてください。

制限時間を短く設定したり、早く解き終わったから切り上げるというのも良いですが、大問の途中で休憩をしたり、時短のために見直しをせず、自己採点をするというのは辞めてください。

今回は見直しをしてないから間違えたけど、本番は見直しをすれば大丈夫。というのは解決策にはなりません。

時間内に見直しまでして自分のミスに気がつけるかということが重要なので、本番と同じ緊張感で力試しをすることが大切です。

間違えた問題は完璧に理解する

過去問を解いたらすぐに自己採点をし、点数を見るだけでなく間違えた問題はその都度理解することも大切です。

解説を載せている予備校もあるので、読み込んで解き方や考え方を完璧に理解するようにしましょう。

過去問を解き、自力で解けない問題に出会ったら、次に同じような問題が出たら確実に解けるようにするという繰り返しをしていくことで、最後の実力アップに繋がります。

本番で8割以上の得点を目指すのであれば、8割理解していれば良いわけではなく、全て理解はしているけど当日誘導に乗れずに得点できない部分があったり、時間が足りずに解けない問題があったりするくらいになっていないといけません。

問題を解いてそのままにせず、出会った問題を1つずつ完璧に理解するところまでが過去問演習です。

結果の分析をする

過去問の自己採点をした後は自分が今、目標を達成できているか、もしくは目標とどれくらいの差があるのかを把握することが大切です。

私は計画を立てていた付箋に自己採点の結果を書き込み、目標とどれくらいの差があるか、どれくらい安定してきているのかをチェックするようにしていました。

時間をかける必要はないですが、どの単元が失点の原因になっているか、ミスをするのはどのような時かということも分かっていれば、今後の過去問演習や入試本番にも意識することができるようになります。

分析を通して気づいたことをメモして共通テスト直前に確認するのもおすすめです。

抜けていた知識をノートにまとめる

知識が足りずに失点してしまった部分や、今回は覚えていたけど共通テスト前にもう1度見ておきたいと思うものはノートにまとめておくとよいでしょう。

最後に復習すれば良いと思っていると、共通テストまでに思い出すことなく終わってしまうものもあるかもしれません。

ここからの時期は全く後悔しないためにも不安は片っ端から潰していくことが大切です。

私は最後の追い込みの時期になると不安な知識も減ってきていたので、覚えたいことを書き込んだ付箋をノートの表紙に貼り、何回も見直すようにしていました。

クリスマスには共通テストまで4週間を切り、学校は冬休みに入り、予備校でも直前講習が始まります。

ここまで来たらもう迷わず進むことしかできません。

ここからの演習の仕方で実力が大きく変わることは無かったとしても、今持っている実力をどれだけアウトプットして点数に繋げられるかが変わってきます。

考えることややるべきことが多く、大変かとは思いますが、勉強も最後にもう1段階切り替えて入試に向けた準備をしていきましょう。

個人的な相談もいつでもお待ちしています!

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo