高校3年生の1月、やるべきこと5選

2024年12月19日

もうすぐ1月ですね。

年を越して1月になると、本格的な入試シーズンがスタートします。

受験期の1月というと、共通テストという大きすぎるイベントがあるので、共通テストの対策以外にやらなくてはいけないことを考えられていない人も多いのではないでしょうか？

1月中旬にメインの入試期間が始まってからは短い期間でたくさんの試験があり、普段の勉強以外にやるべきこともたくさんあります。

ということで今回は高校3年生の1月にやるべきこととして、共通テストの準備、自己採点、出願、私立入試、2次試験対策の5つについてお話ししていきます。

共通テストの準備

まずは何と言っても共通テスト。このことしか頭にないという人もいるのではないでしょうか？

共通テストに向けては過去問演習などの勉強はもちろん、試験当日、最後の知識確認に使うためのノート作りや参考書選び、会場の下見なども重要です。

過去問演習をしながらも試験当日をシミュレーションしたり、学校で共通テストリハーサルがある人は同じような直前の準備で模試に挑むようにすると練習にもなります。

過去問演習を進めるのと同時に当日使う最後の確認ノートの作成と会場の下見、朝型の生活に切り替えることや体調管理は忘れないでください。

実際の共通テスト前日・当日の過ごし方に関しては次回以降詳しくお話しする予定です。

共通テスト自己採点

少し早いお話ですが、共通テストが終わったらすぐ自己採点をすることになります。

高校3年生以外のみなさんも正確な自己採点ができるように、どの解答をマークしたかを問題用紙にしっかりメモする練習をしておくことが大切です。

この自己採点がズレてしまうと、出願先が変わってきたり、国公立の足切りの結果に響いてきたりすることもあります。

合格をした人の中でも点数を開示した際に思っていた点数と違うという人も何人かいましたし、合格できなかった人の中にはマークのずれが原因で大きく失点してしまっていたという人もいました。

共通テストが終わった日曜日も、学校で自己採点をする月曜日も何回か採点のチェックをし、可能であれば、友達や親などにも採点とチェックをしてもらうくらい入念に自己採点をすることが大切です。

出願

自己採点の点数を元に国公立大学の出願先を最終決定します。私立大学はすでに出願が始まっているところも多いですが、共通テストの結果によって出願校を増やしたり減らしたりする人も出てくるはずです。

国公立大学2次試験の対策に入る前に、出願先を決め、出願準備を早めにしておくことで、安心して勉強だけに集中することができます。

私も共通テスト直後は勉強よりも出願先の決定を優先し、学校の先生や予備校の職員さんとじっくり相談をした上で決定しました。

今年度の国公立大学出願期間は1/27(月)~2/5(水)です。

共通テストが終わるとすぐに出願の準備がはじまることになるので、どの学校や予備校も共通テストから出願が始まるまでの1週間はかなりバタバタすることになります。

オンラインで出願をしたり、書類を提出したり、大学によっても出願方法が違うこともあるので、確認しながら準備をするようにしてください。

志望校の決定については人によって大きく異なる部分だと思うので、個人的な相談もお待ちしております。

私立入試

共通テストが終わると、国公立大学の出願期間が始まるまでの間に私立入試が入ってくることもあります。

私もセンター試験の次の週末に1つ目の私立入試である自治医科大学の1次試験がありました。ここからは平日・週末に関わらず私立入試が続いていくので、それぞれの大学の入試対策以外にも県外への移動や各大学の試験会場・試験時間など、考えなくてはならないことがたくさんあります。

入試があるとその日1日はほとんど他の勉強ができないこともあり、焦るかもしれませんが、本番の練習だと思い、落ち着いて1つずつ入試をこなしていくことが大切です。

ですが、全ての入試に真面目に向き合いすぎると本命の試験に影響が出るというのも事実です。

短期間に多くの入試が続くため、1つの試験が終わってから次に受ける私立大学の赤本を解いて…という繰り返しになってしまうと、最後の私立入試が終わるまではなかなか国公立大学の2次試験対策に時間がかけられないという人も出てくるはずです。

各大学の入試に本気で向き合って対策するということも大切ですが、自分の中で大学の優先順位を決めて対策に差をつけることも必要です。

2次試験対策

短い期間でばたばたの1月ですが、その中でも着々と国公立2次試験が近づいてきます。

出願先に迷って、決まったと思ったら私立入試が続いて…なかなか2次試験対策の時間を取れない人も多いかもしれません。

私立入試に時間を取られて、国公立入試の対策が疎かになり、1番大事な試験で実力が発揮しきれなかった…という報告は聞きたくありません。

先程もお話ししたとおり、しっかりと大学の優先順位を決め、優先順位の高い大学の過去問対策の時間を確保することが大切です。

共通テストから国公立2次試験までは1ヶ月と1週間程度。

出願・私立入試とやるべき事が今まで以上に増える時期なので1ヶ月もないように感じる人も多いはずです。入試の数も人それぞれですが、試験の数や入試日程に合わせて2次試験までの計画を立てて取り組むと良いでしょう。

具体的には出願した大学の赤本を使っての演習が中心になりますが、共通テストで基礎知識がより正確についている分、迷いなく解ける問題も増えています。

時間を計ったり、解答を見ずに時間をかけて自力で解いてみるなど本番の環境に近づけながら演習を続けていきましょう。

1月前半は共通テストの対策をメインに、共通テストが終わったら自己採点と出願。そして後半は私立入試をこなしながらも2次試験対策を本格的にスタートする月になります。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️