京大の魅力10選〜イベント編

前回の記事では、京都大学の生活面での魅力についてお話ししましたが、今回は「イベント編」と題して、京大やその周りで楽しめるイベントを紹介していきます。

入学前のオープンキャンパスでは知ることができなかった、京大ならではのイベントを中心にまとめましたので、高校生の皆さんにぜひ読んでいただきたいと思います!

新歓 – 活気あふれる3ヶ月間の新入生歓迎

京大の新入生歓迎(新歓)は、一言で言うと「圧倒される」ものです。

なんと、入学式前から始まり、5月末までの約3ヶ月間続くのが特徴。

授業が始まってすぐに、教室にビラが大量に置かれているのはもちろん、身体検査の日には手渡されるサークルのビラが何十枚もあるので、持ち帰るのに苦労することもあります。

ユニークなのは、京大には本当に様々なサークルがあることです。スポーツ、音楽、文化系のものから、変わったコンセプトのサークルまで勢揃い。「ウォシュレットサークル」というユーモア溢れるものまでありました。

新歓期間中には、興味のあるサークルに顔を出してみて、自分に合った仲間を見つけてください。ちなみに、京大からサークル活動をきっかけに有名になる人もいます。

立て看 – 京大の風物詩

京大の象徴的な光景の一つが「立て看」です。

入学式や大きなイベントの際には、大学の正門やキャンパス内に大きな立て看板が設置され、イベントの告知やサークルのメッセージが書かれています。これを見ると、いよいよ京大生としての生活が始まるんだな、と実感するでしょう。

November Festival(NF)

高校生の頃、大学の学園祭はあまり気にしていなかったかもしれませんが、京大のNovember Festival(NF)は絶対に注目すべきイベントです。11月に行われるこの大学祭は、関西中の学生が集まる大規模なもので、京大の個性豊かな学生たちが一斉にパフォーマンスや屋台を出展します。

お酒が飲める時代はさらに盛り上がっていたのですが、最近はお酒禁止のルールもあり、少し静かになったという噂も。ですが、今でも十分楽しめる活気あるお祭りです。

縦コン

京大の特色の一つが「縦コン」というイベントです。1回生から博士課程の学生、さらには卒業生までが一堂に会する飲み会で、世代を超えた交流ができるのが魅力的です。

先輩たちからテスト対策や卒業後のキャリアについての話を聞ける絶好の機会で、京大のコミュニティの強さを感じるイベントの一つです。

二次試験 – 折田先生像が出現

京大の二次試験の時期になると、キャンパスのどこかに「折田先生像」が現れます。

折田先生とは、京大の初代総長を記念した像なのですが、なぜか毎年違ったデザインで登場するという不思議な文化が根付いています。これも京大らしい遊び心の一つですね。

共通テストや二次試験の日には、キャンパス周辺に立て看が設置され、受験生を応援するメッセージが掲示されます。

「頑張れ!」というシンプルな言葉から、京大生らしいユーモア溢れるメッセージまで様々。

これを見ると、受験生も少しだけ勇気をもらえるかもしれませんね。

寮祭

吉田寮や熊野寮といった京大の寮には、ユニークな文化があり、その一端が垣間見える瞬間です。

熊野寮祭のイベントのひとつとして、時計台を占拠したり、エクストリーム帰寮やイカダレースをしたり、寮祭の前などには、寮祭の告知をするために寮生が授業に乱入してパフォーマンスを披露することもありました。

テスト前の助け合い

京大生は勉強が得意な人が多いので、試験前には仲間同士で助け合う文化が広がっています。

特に「シケタイ(試験対策委員会)」が提供する過去問や、勉強会での情報共有が大きな助けになります。

また、「ラーニングコモンズ」(通称:ラーコモ)や図書館などの自習スペースでは、みんなが真剣にテスト勉強に励んでいる姿が見られ、テスト前の集中力は本当にすごいです。

卒業式のコスプレ

京大の卒業式は、普通の大学とは一味違います。なぜなら、卒業生たちがユーモア溢れるコスプレで式に参加するからです。

アニメや映画のキャラクター、時には社会的な風刺を込めた衣装まで、自由な発想で卒業を祝うのが京大らしさです。SNSでその様子を見かけることも多いかもしれません。

祇園祭 

京大周辺で楽しめるお祭りといえば、7月に開催される「祇園祭」です。京都市内で行われるこのお祭りは、全国から観光客が訪れる大規模なもの。京大生も多く参加し、街全体が祭りムード一色になります。

大学生活の中で、伝統あるお祭りに触れることができるのも、京都にある京大ならではの魅力です。

京都五山送り火

毎年8月16日、京都の夏の終わりを告げる伝統行事「五山送り火」が行われます。夜の空に「大」や「妙法」などの巨大な文字が浮かび上がる様子は圧巻です。この送り火は、亡くなった方の魂を浄土へ送り届ける意味があり、京都の風情を感じられる瞬間です。

京大キャンパスのすぐそばからもこの送り火を鑑賞することができ、友達や先輩と一緒に夜空を見上げるのが、京大生の夏の楽しみのひとつです。

いかがでしたか?京大には、学業だけでなく、個性豊かなイベントがたくさんあります。

これらのイベントを通じて、学問以外の楽しさや出会いを経験できることが、京大生活の大きな魅力です。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

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Posted by kyoikujo