2025年度入試スケジュール徹底解説

2025年度大学入試を受けるみなさん。

ここから受験合格までの日程は把握できていますか?

共通テストのある1月からは特に、入試や出願、入学手続きなどたくさんの予定が入ってくることになります。

さらに、勉強計画を立てやすくするために、この時期にもう一度日程の最終確認をしましょう。

今日は受験生のみなさんに向けて、ここから入試、合格発表までの詳しい日程をお話しいたしますので、手帳やカレンダーにメモを書き込みながらお読みください。

毎日の予定が書き込める手帳やカレンダーの他に、3月までの予定が1度に見える年間カレンダーなどを準備しておくのもおすすめです。

高校2年生の皆さんは1年後のシミュレーションをしておくと、来年周りよりも1歩リードした状態で受験生をスタートすることができますので、ぜひ先取りしてください。

今回お話する試験日などの日程は、2024年10月時点での情報となります。変更となる場合も想定されますので、都度、必要な際に必ずご自分で確認をお願いします。

総合型選抜・学校推薦型選抜

総合型選抜や学校推薦型選抜は入試や出願が始まっている大学もあります。

出願を考えている人は準備を進めている時期かと思いますが、志望理由書の作成や小論文対策をしながらも共通テストや2次試験の対策にも時間をかけていく必要があります。

冠模試

秋には、夏に続き2回目の冠模試があります。

代表的なものは河合塾のオープン模試と駿台の実戦模試で、10月末から11月中旬に実施されます。

受験する大学の冠模試がある方は早めにチェックしてください。

勉強の成果が結果に表れるのは3ヶ月後と言われていますから、受験の天王山である夏休みに勉強した結果が、この秋の模試に現れます。

この時期には高校生も全ての科目を習いきり、高卒生と戦える状態になっているので、最後の重要な模試です。

11月は他にもマーク模試などの模試が続く期間なので、模試と自分での演習のバランスが大切です。

願書取り寄せ

12月中旬までには国公立大学募集要項が発表されますから、受験校のものをしっかり読み込み、必要であれば願書の取り寄せをしましょう。

ネット出願の大学も増えており、そういった大学は募集要項取り寄せ受付が始まっている大学もあります。

願書の取り寄せが必要な大学でも予約受付が始まっているところもありますので、まだ少し時間に余裕のある今の間に取り寄せを始めておくと良いでしょう。

冬期講習

12月の中旬から予備校の冬期講習が始まり、12月末には高校も冬休みに入ります。

この直前期の冬期講習は開講される授業も多いので、講座選びと日程の組み方も重要です。

年が明け、冬休み期間が終わると予備校の授業も直前講習に切り替わり、共通テスト特化の直前対策が始まります。

共通テスト

2025年度の共通テストは2025年1月18日(土)と1月19日(日)の2日間です。

1日目に文系科目、2日目に理系科目の試験を受けることになりますが、2025年度からは科目数の増加や試験時間の延長もあり、さらに長い時間の集中が必要になります。

今年の共通テストは比較的遅い日程のため、対策時間が長く取れると喜んでいる高校生も多いようです。

ですが、国公立大学2次試験の日程は毎年変わらないので、共通テストから2次試験までの期間が短い年と言い換えることもできます。

大学受験において1週間の差は大きいので、2次試験だけに集中できる時間が短いということを意識しながら対策を進めるようにしましょう。

追試験は1週間後の1月25日、26日が設定されています。

国公立大学出願

1月27日(月)から2月5日(水)に前期・後期入試を含めた国公立大学2次試験の出願を行います。

共通テストから出願までは1週間。

この1週間で自己採点と出願校の最終決定をします。

自己採点の結果を予備校に提出し、志望校判定が出された後は学校や塾の先生と相談しながら短い期間で志望校の決定をしなくてはいけません。

かなりバタバタした期間になるため、この期間に向けた準備も重要です。

私立大学入試

共通テストが終わってすぐ、1月後半から3月末までは私立大学の一般入試が始まります。

1つの大学入試を受験するにあたって、出願や会場への移動、合格発表と入学手続きもあるので、国公立大学2次試験の対策をしながらも、やるべきことはたくさんあります。

併願校を受験し、第一志望校に向けたより実践的な練習を重ねる期間です。

足切り結果発表

2月12日までに第一段階選抜の合格発表があり、足切りのある大学はここで結果が分かります。

総合型選抜の合格発表も同じ日に行われます。

国公立大学前期試験

2025年2月25日(火)が前期試験1日目で、多くの大学は2月26日(水)までの2日間、医学部など面接がある大学は2月27日(木)まで試験が続くこともあります。

国公立大学は3月6日〜3月10日が合格発表で、3月15日が入学手続前期締切期日として設定されています。

国公立大学後期試験

後期試験に関しては、2月28日までが第一段階選抜の発表日で、試験は3月12日以降に実施されます。

前期試験で合格し、入学手続きをした人は、後期試験を受験したとしても合格者とはならないので注意が必要です。

3月20日から3月24日までに合格発表があり、3月27日が入学手続締切期日となっています。

いかがでしたか?

ここから1年間の流れはイメージできたでしょうか。

受験する大学の数や入試形式によっても日程が異なり、1人で決めるのが難しいことも多いはずです。

教育嬢TVでは個人的な相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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Posted by kyoikujo