部活引退後でも間に合う!今すぐ始める受験勉強ポイント3選
高校3年生の5月、6月といえば運動部の地区予選や県総体。
それが終わって部活を引退すると一気に受験モードに入ります。高校3年生になって受験が近づいている焦りがあったけど、部活が忙しくて勉強時間を増やせていない…という人もいるのではないでしょうか?
共通テストまで後7ヶ月。まだまだ間に合います。
運動部で本格的な勉強が始められていないという方に向けて、ここから挽回するための受験勉強についてお話ししていきます。
部活を引退した日に切り替え
部活引退の日、というのは受験に向けた切り替えをする絶好のチャンスです。受験0学期と呼ばれる高校2年生の3学期、高校3年生の4月、受験に向けた切り替えをするべきだと言われるタイミングはいくつかありますが、切り替えられるのは気持ちだけで生活が大きく変わることはなかったのではないでしょうか?
部活を引退すると毎日授業以外のほとんどの時間を占めていた部活の時間がなくなるので、急にすごく時間のある生活が始まります。この空いた時間に勉強ができるかというのが合否を分けると言っても良いでしょう。
勉強漬けの毎日、体力で乗り切る
ここから毎日学校と塾と家の勉強部屋にこもる生活が始まります。運動部だった人というのは体力も集中力も他の人より鍛えられています。私も陸上部を高校3年生のこの時期まで続けていたので、部活を引退してからしばらくは運動をしないと体力が有り余っていました。体力がない人は数時間勉強を続けると疲れてしまったり、少しハードなスケジュールをこなすと体調を崩してしまうこともありますが、そういった弱さがないのが運動部出身の強みです。厳しかった部活に比べたら楽すぎる…ぐらいの余裕を持って毎日長時間勉強に挑戦してください。
誘惑をなくす
部活をしていた人は切り替えもできるし体力もあると言ってもコツコツ勉強してきた人に比べるとスタートが遅れているのは事実です。その差を少しでも早く埋めるためには誘惑を無くすということも大切です。部活を引退して時間ができた分、遊びに行きたい気持ちもわかりますが、受験までもう少し我慢しましょう。ついついスマホを触ってしまって勉強に集中できないという人も多いはずです。私もSNSを見てしまわないように部活引退と同時にLINEと勉強系のアプリ以外は消しました。スマホを開いてもみるものもないので、誘惑に負けずに勉強できるようになります。
文化部・帰宅部との差は埋まる
運動部の人はスタートが遅い。という話をしてしまったので心配になっている人もいるかもしれません。ですが、心配はいりません。
運動部の人は高校3年生の秋、一気に成績が上がります。今まで長い時間勉強できていなかった分、吸収率も良いですし何より本番にも強い人が多いように感じました。切り替えができれば今までの差は一気に縮まるので自分の目標に向かって走り抜けましょう。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。