共通テスト全科目、これだけ読めば完璧!
10月末から約1ヶ月かけてこの時期の共通テストについてお話ししてきました。
ですが、受験直前のこの時期、各科目こんなに長い文章を読んでられない……という人もいるはずです。
今回はこの記事さえ読めば共通テスト対策の際に何を意識すれば良いか分かるようにコンパクトにまとめてみました。
詳しく知りたいというかたは各科目の共通テスト対策法シリーズの記事もぜひご覧ください。
この時期の共通テスト対策のポイントは
・過去問よりも対策問題集
・時間と点数を意識
・解き方のコツをつかむ
・間違いを分析する
という4つのことです。
過去問よりも対策問題集
センター試験から共通テストに変わって数年しか経っていない今は共通テストの過去問がかなり貴重です。今から共通テストの過去問を使った演習を始めてしまうと共通テスト直前にやることがなくなって困ってしまいます。
今は過去問より少し難しい問題集やどうしても過去問に触れたいという人はセンター試験の過去問を使って演習した方が良いでしょう。
時間と点数を意識
今までは時間をかけてでも納得するまで考えるという勉強の仕方だったかも知れません。
ここからは制限時間内に正確に問題を解くために時間を意識した演習をすることも大切です。
予想問題集や過去問を解く時は必ず時間を計って、追い込まれた状況でも焦らず解き切れるように練習しておくと試験本番も時間に対する焦りはなくなるはずです。
点数に関してもどれくらい解けた感覚があれば何点取れているのか、必要な点数に合わせてどこを強化するべきなのかを考えながら対策していくことが必要になります。
解き方のコツをつかむ
理系科目に関しては2次試験よりもマーク式の共通テストの方が誘導が多くなっています。
誘導があると解きにくくてマーク式の試験が苦手という人もいますが、色々なパターンが頭に入っていれば誘導がヒントになるので、多少難しい問題でも解けるはずです。
国語と英語に関してはそれぞれの記事でお話ししたように設問から逆算したりキーワードをおさえながら読むことで解くスピードも上がって、パズルのように問題が解けるようになります。
このように各科目の解き方のコツをつかむことで、どんな問題でも自信をもって解けるようになるので、秋の間にコツはつかめるようにしましょう。
間違いを分析する
今はまだ間違いがあっても良い時期です。
ですが、できることできないことを分析するだけでなく、何が苦手でどのように間違えて、どうすれば改善できるかを考えなければ点数は上がりません。
今までは曖昧な知識も多かったので、まずは知識をつけなくては始まらなかったかもしれませんが、今はもう見たことのない問題も減ってきているはずです。なので間違いの原因を細かく分析して次は絶対に間違えないくらいの気持ちで演習する必要があります。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。