この秋やるべき共通テスト攻略法~物理編

11月からスタートしたこの秋やるべき共通テスト攻略法シリーズも今回の物理で最後です。

前回までの記事で1日目の文系科目、2日目の数学と化学に関してはお話ししていますので、そちらの記事もぜひ合わせてご覧ください。

今回は物理対策のポイントとして

・共通テスト対策が2次試験の点数に繋がる

・苦手単元の発見

・図に書き込む

・知識だけでは解けない問題への対策

の4つについてお話ししていきます。

共通テスト対策が2次試験の点数にも繋がる

共通テスト対策よりも2次試験対策、2次試験対策をしていれば自然と共通テストの点数も上がる。と言われるような科目もありますが、理科系科目に関してはそんなこともありません。

曖昧な知識のままなんとなく演習していてもある程度は点数が取れますが、知識が曖昧な状態で演習を続けても苦手意識が残ったり、時間がかかるということもあります。

共通テスト対策で知識を固めることで2次試験の問題も自信を持って解けるようになりました。

苦手単元の発見

物理は単元が細かく分かれているのも1つのメリットです。

共通テストの大問は小問集合と力学・波動・電磁気・原子・熱エネルギーの中から3つで大問が構成されます。選択問題は廃止されたので山を張った対策はできなくなりましたが、共通テスト対策問題集を解く中で、得意単元と苦手単元がはっきり表れます。

この時期残っている苦手単元は基礎問題集に戻って確実に固めていくと良いでしょう。

特に電磁気は難易度も高く苦手とする人も多い印象ですが、コツを掴めば2次試験を含めてどんな問題でも解けるようになります。

図に書き込む

物理は問題文を読みながら図に書き込んだり、図を書いたり、とにかく図にできるかということがポイントになってきます。

頭の中でイメージするだけでは解きづらい問題も多く、特に緊張する入試本番はうっかり忘れるということもあります。

今のうちから頭に頼りすぎずに与えられている情報とわかっていることはその都度書き込むという習慣をつけておくことも大切です。

知識だけでは解けない問題への対策

センター試験から共通テストに変わって公式に当てはめた計算をすれば答えが出るような問題が減りました。知識を組み合わせないと解けないような問題もありますが、教科書レベルの知識が活用できるレベルで完璧になっていれば解ける問題です。

ここから演習をしたり教科書を読む時には公式を覚えるだけでなく、定義を押さえたり、実験の過程や考察も理解しておくことも必要です。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo