学歴による就職先の違い

学業が終わると同時に就職をしますが、どの企業に就職する際にも見られるものとして共通して言えることが学歴です。

今回は受験生だけではなく中卒や高卒で社会に出ようと考えている方にも参考にしてもらいたいと思いますので、最後まで読んでみてください。

中卒

どの企業も面接をするとき、履歴書を見て雇うか雇わないかの判断をします。

中学校では仕事に直結する資格を取ることができないので就職をする際に就ける職業が限られてきます。

例えば

①飲食店

②建築系

③工場

などこの職業以外にも就職できるところはあるのですが、頭より身体を使う職業のイメージがあります。

この職業でも十分誇りを持てる職業ではありますが将来やりたいことが増えていく中で若いうちはなんとかなりますが、歳をとっていくとできる仕事は狭まり限られてくるので苦労も多いと感じます。

高卒

高卒は大学に行く進学費用がかからないのでお金の心配はなくじっくり将来について考えられます。

高卒は中卒より取得できる資格は多いので、もちろん中卒よりは就職はしやすいのですが、高校では工業科や商業科など学科が増えるので高校で仕事に直結する資格を取得することができます

高卒で就く人が多い職業の例を挙げると

①公務員

②建設業界

③IT業界

この業種以外にも就職できるところはあるのですが、例えば資格を持っているだけでも中卒よりも高卒は少し良い給料で工場勤務できたりします。

新卒採用を行っている企業だと若手の教育に力をかけているイメージがあり、上司や同僚からゼロから仕事やビジネススキルを学ぶことができます。

大卒

大手企業では、新卒の学生を募集する中で、学歴制限を設定しているところもあり、大卒に向けた様々な募集がたくさんあります。

大卒では国家試験など自分に合った職業の資格も取れますし、大学を卒業してないと就職できない企業がたくさんあるので中卒の人や高卒の人より就職できる幅が広くなります。

また金銭面でも、中卒、高卒、大卒という順番に初年度の給料も上がっていきますので生活面も余裕を持った生活ができます。

また私が思うに、学歴の違いがあらわれるのは就職に必要な資格だけではありません。

学業は集団行動を学ぶ場としても活用され、高校から大学と地方から集まってくる大学生活で構築されたその人の人物像が面接時にも見えてきます。

このように学歴の違いだけで、就職先の幅の広さや仕事の条件などが変わりますので参考にしてもらえればと思います。

また次の記事では大卒であることのメリットやデメリットなどについて細かく説明しますのでそちらの記事もお楽しみにしてください。

この記事を書いた人
雄大

中学校を卒業し15歳で上京、ラーメン屋に就職。その後17歳で独立しラーメン屋を共同経営。
会社設立後、初年度1年間で店舗売上1800万円を達成し、仙台に2店舗沖縄に1店舗を展開。
現在はラーメン屋をはじめ、アパレル業や接客業、就労支援チームなど様々な業種のコンサルタントとして活躍中。