大学進学して後悔したこと

大学に進学するということはいい事ばかりではありません。進学したことを後悔したことはありませんが他の道に進んでも良かったなと思うきっかけになった事についてお話したいと思います。

受験に向けた勉強時間が長い

中高生の間はその時しか学べないことや体験できないこともたくさんあるにも関わらず、大学受験をするとなるとほとんどの時間を受験勉強に割くことになります。それが自分自身の興味のある分野でなかったとしても時間をかけて勉強する必要があるので、その時興味があることについて時間を気にせずに学んだり体験しておきたかったと思うことはあります。

レールを敷かれる

大学まで進学したのだから、、と周囲の大人から言われることがかなりありました。医学部に進学したなら医者になる、他の理系学部に進学したなら研究者になるという先輩が多い分身の回りの学生からも大人からも将来するべきことについてレールを敷かれているように感じることがありました。

スタートの差がつく

大学に進学すると高卒で就職した人に比べても少なくとも4年、社会人になるまでの期間に差がつくことになります。大学生にとって10代後半からのこの期間の差はかなり大きく感じられます。将来に向けての学びを続けられていれば良いのですが、そういう人ばかりではなくだらけて遊んでしまう人も少なからずいる印象でした。

やりたいことを見つけるのが難しい

高校生の時に抱いていた夢を叶えるために大学に入学するため、そこから具体的にどのような仕事に就きたいか考え始めた時にはっきりとした目標がないまま卒業を迎えてしまう人もいます。より詳しいことを学び、将来のことを現実的に考え始めるので当たり前のことなのですが高校生の時に考えていたイメージとギャップがあることも多いので難しく感じました。

自由度が高く努力の仕方がわからなくなる

担任の先生が頻繁に声をかけ指導してくれる高校生までに比べ、大学生は一気に自由度が増します。縛られない分嬉しいと思う人も多いかもしれませんが、与えられたことをこなしてきた人にとってはどうしていいか全くわからない環境になってしまうので注意が必要です。

大学受験をし、進学することで将来の夢が勝手に叶うわけではありません。大学の環境を最大限活用するためにも考え方や行動の仕方を早いうちからサポートしてあげましょう。

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。