受験生が受けるべき、英語外部試験は?

英検やTOEFLなど英語の外部試験はたくさんありますが、受ける必要があるのか、何を受けたら良いのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。総合型選抜や学校推薦を受ける人は特に英語の外部試験が出願基準に含まれている大学もあります。どの試験をいつまでに受けるべきかについて今回はお話ししていきます。

英語外部試験の種類

有名な英語の外部試験は英検やTOEFL、TOEICなどですが、他にも IELTs、GTEC、TEAPなどいろいろな種類の試験があります。試験によって紙媒体の試験であったり、パソコンに解答を入力する形式であったりという違いがあります。私の年は京大薬学部も医学部も出願基準にTOEFLかIELTsで基準点を超えることが含まれていました。TOEFLは試験日も多いのですが、ライティングもパソコンを使ったタイピングが必要で、スピーキングも画面に向かって話して録音しなくてはいけないような形式でした。IELTsは試験日は限られているのですが、紙に鉛筆で書く形式の試験で、スピーキングも試験官と対面で会話する形式だったので、多少慣れた形式のIELTsを受験することにしました。

利用する場所

総合型選抜や学校推薦の出願基準として英語の外部試験が含まれていたり、入試の得点に外部試験の点数が加算されるような大学もあります。出願基準に関しては基準点が設けられているところもあれば受験して点数を提出すれば良いところもあります。大学・学部によって基準に含まれているテストや基準点も違いますし、年によって変わることもあるので、しっかりチェックしておく必要があります。

受験する時期

外部試験は早めに受けておいた方が良いのはもちろんですが、点数や証明にも有効期限があります。高校1年生の間に受験しても高校3年生の受験の時にはその点数が証明として使えないこともあるので、受検は高校2年生になってからの方が良いでしょう。試験日から結果の送付まで2週間程度はかかりますし、対策にかなり時間がかかることを考えても高校3年生の夏休み前までには目標点数を超えておくことが理想的です。私は仙台で受検した初めてのIELTsの試験で目標点数を超えることができず、9月に東京まで試験を受けにいったのでかなりギリギリで焦った記憶があります。

外部試験対策

普段、受験英語の勉強ばかりしていた分スピーキングにはかなり苦手意識がありました。学校の先生にお願いして高校3年生の夏休みにスピーキング対策をしてもらっていたのですが、本当に大苦戦していました。ですが、レベルの高い英語の外部試験を受けることで単語力も文章を読むスピードもリスニング力もつくので、共通テストや2次試験の点数にもつながった部分が多かったように感じます。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo