【写真あり】受験合格までの道のりが見える、東大ノートの作り方
今回は私が受験期に使っていた計画ノートの作り方を紹介します。
京大卒なのに東大ノート?と思うかもしれませんが、東京大学のノートを使っていたので受験期にそう呼んでいました。
高校2年生の春から記録を初めて、受験が終わるまでには2冊目も終わりかけていました。
受験の思い出がつまっているので、今もとってあります。
ということで今回は毎日の短期計画を立てて、記録するために使っていたこの東大ノートの作り方を紹介していきます。
みなさんもぜひ志望校の名前をつけて計画ノートを作ってみてください。
志望校のノートを用意する
まずはじめに志望校のノートを用意することからスタートです。
このノートを使い始めたときは東大を目指していたということもあって、先輩からもらった東大ノートを計画用のノートとして使っていました。
大学名の入ったノートは各大学のオープンキャンパスの時に記念品として購買で売られていることが多いので、オープンキャンパスに行く予定のある方はぜひ探してみてください。
ネットで売っている大学もありますし、大学名の入ったものが見つからなくても、普通のノートの表紙に志望校名や「〇〇大学合格」というような目標を書いたり、志望校の写真を貼ったりして常に志望校を意識できるようにすることができれば良いでしょう。
そうすることで、計画を立てる度に志望校合格という目標を再認識することができて、モチベーションもあがります。
1週間を1ページに
ノートを用意したらまず、見開き1ページに1週間分の計画が見えるように各ページを縦に2回折り、
4等分にします。

枠を作るために、ペンで線を引く時間ももったいないと感じていたので、折りたたんで印をつけるようにしていました。
折り目を開くと、見開き1ページに8列の枠ができるので左から月、火、水、木、金、土、日曜日と最後の列は1週間のまとめの欄として空けておきます。
見開きで1週間が見えるようになっていると、1週間の中でのバランスも見やすくなりますし、月や時期によってどれくらい勉強量に差があるかもわかるようになります。
日付などを書き込む
ページの1番上の部分に日付と曜日、模試や定期テストなどの予定がある日はその下の欄に書き込みます。

さらに下の行には国公立前期試験までの残り日数、共通テストまでの残り日数を書き込んでカウントダウンしていました。
ここまでのノートは作らないという人でも入試までの残り日数のカウントダウンはしておくと、受験が近づいている実感が湧くのでおすすめです。
その下の行には1日の終わりにその日の勉強時間を書き込むので、欄をあけておいてください。
勉強時間を数えて記録するだけでも、昨日を超えたいからあと30分勉強しよう。というように勉強時間をのばすきっかけにもなります。
やるべき事を付箋に書き出す
短期計画の立て方についての記事でもお話ししましたが、具体的なその日の計画は付箋に書いて貼っておくようにしていました。
ページ数や問題数を細かく決めるのではなく、その日に手をつけたいテキストや過去問などを付箋に箇条書きにして、終わったものからチェックをつけていきます。
ノートを開く習慣があればノートを確認しながら進めてもよいですが、そうでない人は筆箱や勉強机のような目に見えるところに貼っておくことがポイントです。
終わったものからチェックをつけていき、1日が終わったら東大ノートにその付箋を貼って記録しておきます。
やり残したことがあれば次の日の分の付箋に書いておくようにするとやり残しもなくなります。
チェックが増えていくと達成感もあるので、少しでも隙間時間を見つける度にできることから進めて、より効率を考えながら勉強するようになりました。

計画と結果を1冊にまとめる
計画を立ててまとめるだけでなく、勉強時間などの結果も1冊のノートの中に記録しておくというのもポイントです。
その日の勉強が終わった夜か次の日の朝、共通テストまでのカウントダウンの欄の下に勉強時間を書き込みます。
チェックリストとして使った付箋の下にもスペースが余るので、その部分にはその日のテストや勉強の感想であったり、勉強の仕方について考えたこと、覚えるべき重要事項などをメモするようにしていました。
先生や友だちに言われたことなども一緒に書いておくと、シチュエーションとセットでその日身につけた知識を覚えることができます。
見直して思い出すことが目的というよりは、1日の中で考えていたことを頭の中で整理して、その日のうちに落とし込んでしまうためです。
明日からはどのようにすればいいかを考えてから寝るようにするだけで、次の日からの勉強の意識が全く変わってきます。
1週間のまとめをする
日曜日の夜には1週間のまとめをします。
まずは、1週間のトータル勉強時間を計算して勉強時間を記録している行の8列目に書き込みます。
学校行事や体調によって勉強時間が確保できない日があるのは仕方のないことです。
その遅れは1週間の中で取り返すことができれば良いので、1週間の合計勉強時間はできるだけばらつきが少なくなるように意識していました。
また、模試やテストの返却があった週はその結果も記録しておくと、見返したときに結果の推移もわかりやすくなります。
高校3年生になってからは模試の回数も増えて科目も多かったので書き写すことはしていませんでしたが、結果を確認しながら文字したことで、自分の成績や全国での位置も意識できるようになりました。
このようにして毎日の計画と結果を記録していくことで、努力の積み重ねが目に見えるものに変わって、見返すたびに自信につながります。
形式の決まっていないシンプルなノートなので自分なりのアレンジを加えながら計画用ノートを作成してみましょう。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。