京大薬学部卒がおすすめする英語の参考書
もうすぐ新年度が始まり、高校2年生のみなさんは受験生としての1年が始まりますね。
前回は受験生活本格スタート1本目の記事として、高校2年生の3月にやるべきことについてお話ししました。
その中でもお伝えしたポイントとして、受験までに使う参考書の計画を立てておくということがあります。
受験生活が本格化する直前のこの時期に、軸として使う参考書を決めておくことで、目標まで最短距離で到達することができます。
ということで今回からは私がおすすめする参考書を紹介していきます。
参考書紹介第1弾の今日は英語の参考書です。
それぞれの参考書のリンクは概要欄に貼っておきますので、気になる参考書はぜひネットか書店で探してみてくださいね。
英語と言っても、単語から始まり、文法・和文英訳・長文読解・英作文・リスニングなどたくさんの分野に分かれているので、全部の分野を1冊の参考書で網羅するのは難しいものです。
私は中学から高校2年生まで英語が得意ではありませんでしたが、入試本番までには理科に続く得意科目になりました。
私が英語を苦手科目から得意科目にしたお勧めの参考書を基礎から順番に英語の参考書を紹介していきます。
単語帳
まず基礎固めと言えばなんといっても、英単語ですよね。
単語帳は速読英単語やターゲット、鉄壁など、みなさんそれぞれ既に使っていて、お気に入りのものもあるのではないでしょうか?
鉄壁は鉄緑会が東大受験生向けに出している単語帳なので、難しい単語も多いですが、イラストが豊富で語源も書かれていたので、私も読みものとして使っていました。
鉄壁を全て覚えろとは言いませんが、2000語以内の単語帳を、ほぼ完璧になるくらいの単語力はつけておくと良いでしょう。
そして今回はみなさんが使っている単語帳に加えてほしいものをご紹介します。
それはシステム英単語プレミアムの語源編です。
シス単の中にも色々な種類がありますが、プレミアムの語源編は真っ黒な表紙なので分かりやすいはずです。
普通の単語帳は簡単な単語から始まったり、似たような単語でジャンル分けされていますが、このシス単プレミアムの語源編はタイトル通り語源ごとに分類されています。
接頭語、接尾語にどんなイメージの単語が多いかという解説の後にその語源のある単語がまとめられているので、接頭語・接尾語の意味を覚えておくだけでも、分からない英単語を推測できるようになります。
私が使い始めたのは高校2年生の夏からですが、どの学年のみなさんにも今から定期テストや模試の前のチェックに使ってもらいたい単語帳のひとつです。
文法の強化
次に基礎固めといえば文法ですが、私は受験期の基礎固めとして単語よりも文法の方が重要だったと感じています。
英語が苦手だった頃は単語さえできれば点数が伸びると思って文法の演習をおろそかにしてしまっていました。
先輩から文法問題集をもらったことがきっかけとなり、1冊完璧にしただけで、文法問題はもちろん、長文読解や英作文、和文英訳まですらすらできるようになりました。
そんな私が使っていたおすすめの文法問題集はヴィンテージです。
解説までしっかり読みながら丁寧に解いたり、赤シートで解答を隠しながらどんどん解き進めたりしながら繰り返し解いて、全問、選択肢がなくても迷わず解けるぐらいに完璧にしました。
私が文法の勉強を本格的に始めたのは高校3年生になるタイミングでしたが、英語への苦手意識がこれだけ簡単になくなるのであれば、もっと早く始めた方が良かったと思っています。
早く始めすぎても時間が経つと忘れてしまうこともあるので、受験まで繰り返し解くのがおすすめです。
似たような参考書でネクステージやアップグレードというのもあるので、ページの色合いや問題数、解説の書き方を見て自分にあっていると思うものを選んでみてください。
ヴィンテージと合わせておすすめしたいのが、英語の構文150です。
イメージする文法問題集とは形式が違い、重要構文が150個まとめられていてそれぞれに1つ例文があります。
私の学校では英語の授業で毎週この例文をそのまま書くというテストがあったので、この150個の例文を全て暗記しました。
部分的に構文を覚えていると語順や組み合わせを忘れてしまったり、英作文をしようと思うと使いこなせないということはありませんか?
構文を丸ごと覚えてしまえば、語順はそのまま、単語を置き換えて考えることができるようになります。
文法と構文が完璧になることで、読解の長文も大事な部分が見えるようになり、英作文の際に使える表現もかなり増えました。
英作文の対策におすすめの参考書はドラゴン・イングリッシュ基本英文100で、これは英作文の考え方や入試で使える表現を100文に絞って解説してある参考書です。
100この例文を覚えて試験で応用することで、英作文の苦手意識もなくなります。
長文読解
ここまで紹介したものはどれも基礎的な参考書で、志望校問わず、みなさんに使ってほしいものです。
最後に、難関国公立大学、難関私立大学を目指す人におすすめの参考書を紹介しておきます。
基礎を完璧にした後の演習におすすめなのは英語長文問題精講ですが、これはかなり難易度が高い参考書です。
長文問題精講は私も1冊全て解いた訳ではなく、先生がピックアップしてくれた問題を解いて添削してもらっていました。
英文は読み慣れることで読解スピードも上がるので、演習が足りないと思う時だけ使うのも良いでしょう。
そこまでの自信のない方には、基礎英文問題精講がおすすめですが、難しい問題に挑戦してみたい人や、実践的な問題を使って演習したい人は、時期として高校2年生の夏以降を目安に解き進めてみてください。
リスニング
以前のセンター試験に比べて、共通テストではリスニングの問題数が増え、難易度も上がっているので、リスニングに苦戦する人も増えているのではないでしょうか?
私は京都大学特色入試に出願するためにIELTSが必要だったのですが、元々リスニングが苦手でかなり苦戦していました。
そんな時に塾の先生におすすめされたのが英語リスニングのお医者さんという参考書です。
この参考書ではどうして英語が聞き取れないのか、日本人が苦手とする発音や省略した時の聞こえ方まで徹底的に解説してくれています。
耳で聴きながら勉強しようと思うと、なかなか苦手の克服ができなかった部分も、文字での解説があることでリスニング中に文章がイメージできるようになりました。
特にリスニングが苦手な人におすすめしたい参考書で、私は高校2年生の夏から高校3年生の夏休み前にかけて使っていました。
今回紹介した参考書は基礎的なものばかりで、演習用の問題集が少ないと感じるかもしれませんが、私自身英語は、学校の教科書を使った予習復習や塾のテキストでの演習をしていることも多かったです。
皆さんが使っている参考書に合わせて、強化したい部分に今回紹介した参考書を使っていただければ、英語の点数アップにつながります。
これらの参考書を活用し、志望校合格に向けて頑張りましょう!
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇♀️

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中