京大薬学部卒がおすすめする数学の参考書

今回は参考書紹介第2弾として数学のおすすめ参考書を紹介していきます。

数学は予備校に通ったり、学校の先生から出してもらった添削問題も使っていたので、問題集以外の問題も解いていましたが、軸として使っていた参考書をピックアップしました。

理系の学生は数3まで、文系の学生は数2Bまでと習う範囲や分量にはかなり差があります。ですが、問題集に関しては数1A・2B・3も同じものを使っていたので、今回紹介する参考書は文理どちらの学生にもおすすめできるものです。

それでは私が使っていた数学の参考書の中でも皆さんに特におすすめしたいものと、さらに難易度が高い問題に挑戦したい皆さんに向けたおすすめ参考書も紹介していきます。

授業から定期テストまで

まずは、授業を受けた後、1番最初の演習に使っていたのが4ステップです。

私の学校では数1A・2Bが4ステップ、数3は4プロセスが配布されていたので、基礎演習にはこの問題集を使っていました。

他にも同じレベルの問題集としてプライムやスタンダードなどがあるので、皆さんも学校で配られている他の問題集があればそれを使って授業の復習をすると良いでしょう。

4STEPは持ち運びやすいサイズで解答編が別冊になっているので、ページをめくらなくても答え合わせができるのも時短になって使いやすかった印象があります。

A問題、B問題、発展問題と分かれているので、A問題は授業が終わった日に解く、発展問題はテスト直前に解くというように使い分けもできます。

数1が始まった中学3年生から高校3年生まで授業に合わせて使っていました。

2つ目のおすすめ参考書は重要問題集です。私が重要問題集を使い始めたのは高校3年生で全ての授業が終わってからでした。

数学の授業が進んでいた高3の夏あたりまでは4ステップの後にすぐフォーカスゴールドを解き進めていたのですが、急にレベルが上がりすぎて苦戦していたのを覚えています。

重要問題集はその間のレベルを埋めてくれるような参考書なので、4ステップ、重要問題集、フォーカスゴールドの星4・5の問題という順番で解き進めると段階的に実力アップができるのでおすすめです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

2023 実戦数学重要問題集 数学123AB 理系
価格:1397円(税込、送料無料) (2023/3/4時点)


応用レベル

基礎がある程度固まった後に使っていたのがフォーカスゴールドです。

これも学校で配られたことがきっかけで使い始めたのですが、レベルとしては青チャートやレジェンドと同じぐらいで形式も似ているので、学校指定の参考書がある人はそちらに置き換えることも可能です。

単元ごとに受験に出る可能性の高い色々なパターンの問題が集められていて、例題と練習問題が交互に乗っているので、例題で解き方を学んで、その解き方を忘れないうちに実際解いてみることができるのは良かったです。

問題量もかなり多いので、苦手単元のみ解いたり星の数で解く問題を決めたり、章末問題だけ解くというようにそれぞれの勉強のスタイルに合った使い方ができます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Focus Gold数学1+A4th Edition
価格:2060円(税込、送料無料) (2023/3/4時点)


本番対策

本番レベルにもう少し近づいて、文理共通で使える共通テスト対策の参考書も紹介しておきます。代表的なものはパワーマックスですが、学校で配られるものがあればそれを使っても構いません。

共通テスト対策問題集を選ぶ時のポイントは形式は本番と全く同じこと、過去問よりも少し難易度が高いことです。

同じ単元の共通テストレベルの問題が集められている参考書もありますが、テスト形式で実際の共通テストと同じ時間設定のもので演習すると時間配分の練習にもなります。5年分ぐらい集められているものがちょうど良いので、このポイントを基準に選んでみてください。パワーマックスは高3の10月〜11月あたりに授業内で使っていました。

共通テスト対策としては予備校が作成した予想問題のパックもおすすめです。

ここまでできれば、後は志望校の赤本と共通テストの過去問を解くだけでも十分合格レベルに達することができます。

難関大学対策

ここからはおまけとして難関大を受験する人におすすめの参考書を2冊紹介します。

1冊目は大学への数学の新数学演習です。

毎月発売されている大学への数学とは違って毎年10月に増刊号として出版される冊子で、全ての単元がバランス良く難易度の高い問題が集められています。全ては解ききれませんでしたが、高3に入ってからコツコツ解き進めたり、共通テスト前に記述の感覚を忘れないようにするために数問ずつ解き進めていました。

2冊目はプラチカです。私は複素数が苦手で問題演習が足りないように感じたので演習量を増やすためにプラチカの数3を高3の夏に買い足しました。

プラチカ数3は特に難易度が高いので本当に数学が得意で好きな人におすすめです。数学が得意な方ではなかった私には難易度が高すぎて点数アップにつながった実感はあまりありませんでしたが、フォーカスレベルまで解ききって余裕があるという人はしっかりプラチカに取り組むともう1段階レベルアップできます。


詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

大学受験

Posted by kyoikujo