家庭で教育することが子どもに与える影響
1つ前の記事でも取り上げましたが、保育園に預けるか家庭にいる時間をのばすか迷っている方は多いのではないでしょうか。待機児童の数が問題になる中で自分1人の力でお家で教育して大丈夫なものか……大丈夫です!この記事では家庭教育の良さと不安を解消する方法を紹介します。
家庭教育の良いところ
まず、家庭教育でしかできない1番のポイントはその子がやりたいことを自由な時間にできるという点です。保育園など複数人の教育現場ではそこにしかないメリットもありますが、子どもひとりひとりに合わせた教育というのはどうしても難しくなってしまいます。その子の興味がありそうなこと、得意なことに集中してやりたい時は何時まででも好きなことをさせてあげられるというのは幼児期には大切なことです。逆に嫌いなことを無理にさせなくてもいいというのも大事なポイントです。家庭での教育の注意点やおすすめはあとの記事で詳しく書きますが、何をするときにも共通して言えるのが好きなことをしている時は睡眠時間を削らない程度に止めないこと、苦手なことはゆっくり少しずつ進めていくことです。このことを実現するには両親の協力が必須なので家庭でしかできないという事ができます。
家庭教育の不安ポイント
子育てをする両親の最大の不安は時間だと思います。家庭教育の最大のメリットが時間をかけられることという分、反対に時間がかかるというデメリットが浮かんでくるのも当然です。特に共働きの家庭ではどうしても一日中子どもを見るのは難しいと思います。それでも少しでも子どもに何か教えてあげたい…そんな時は好きなことを一緒にしてあげるということを意識しましょう。苦手なことやできていないことは保育園で十分に先生に注意されて成長していきます。その分家ではなるべく好きな事にかける時間を長くし、子どものことを理解するための時間だけは確保しましょう。仕事だけでなく家事の時間で教育をするほどの余裕がないという方も一緒に生活しているだけで子どもにとっては十分な教育になっています。洗濯物をたたんでいるのを横で見ているだけでも家事をしている間に話しかけてあげるだけでも子どもはそこから何かを学んでいます。同じ空間にいる時間というのが子どもにとっても親にとっても大切になるので家事をする余裕が無くなる…という不安は捨てましょう。
時間以外にも幼稚園に入園するときに人間関係が上手くいかないのではないかと心配になる方もいるのではないでしょうか。保育園ではない場所でも人間関係をつくり勉強する場はたくさんあります。公園でのお散歩や地域ごとに開催される交流会など子どもだけでなく親同士の関係作りができる場がたくさん設けられているのでその事についても今後記事にしたいと思います。
家庭教育に対する不安な気持ちは少しでも薄くなったでしょうか。
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受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。