学生のうちに知っておくべき言葉遣いの重要性

皆さんは日常会話で、相手の言葉に違和感を持ったことはありますか?

私も中卒で育ちも良くなかったので、社会に出て指摘されるまで言葉遣いを気にしたことがありませんでした。

学校から社会に出て仕事をする中でも、言葉遣いが影響を及ぼします。

その影響について今回はお話ししていきますので最後まで読んで参考にしてもらえればと思います。

言葉遣いがその人を表す

社会に出て仕事をする中で言葉遣いを指摘してくれた人は私を我が子のように思い、仕事を教えてくれる上司でした。

上司は私とのコミュニケーションで違和感を持ち、会話をする中で言葉遣いが汚かったり、間違った使い方をすることでその人自身の見られ方に繋がるということを教えてくれました。

言葉遣いはその人自身を表すだけでなく、育った環境や親の教育まで疑われるので気をつけるように指摘されました

今思うと、そういった指摘をしてくれる同僚や上司はなかなかいないと思います。

なのでこの記事を通して社会に出る前の学校に通っている段階で言葉遣いを意識できるようにしましょう。

言葉遣いを相手によって変える

言葉遣いには、タメ口や敬語の他に丁寧語があります。

敬語と丁寧語の違いははっきり分かっていない人が多いと思いますが、敬語は堅いイメージがある一方で丁寧語はもう少しフランクな、〜ですます調の言葉です。

学校や社会でも人によって言葉遣いを変えるのは最初は難しいと思います。

簡単に説明しますと、タメ口は学校でいう仲の良い友達や仕事でいう同僚などに使う言葉遣いです。

敬語は学校でいう先輩や仕事でいう上司に使う言葉です。

では丁寧語とはどのような時に使うのかということを私の体験談を元にお話ししていきます。

私は18歳で東京の飲食店から独立し仙台にお店を出しました。

19歳でお店の店長を任され同時に会社の副社長もしていたので私の上には社長しかおらず、言葉遣いをその時まで敬語と丁寧語の違いを気にしたことがありませんでした。

店舗での部下は皆さん年上だったので、周りは私に対して敬語を使っていたのですが私自身違和感を感じました。

勿論年上の人から敬語を使われるのは爽快な気持ちになりますが、お客さんの目線で考えた時に若い店長のお店はどのように見られるのか考えました。

当時の私は若い店長より年齢を重ねた人の方がお店の見られ方がいいのではと考えていたので、従業員と話し合いお店で店長と呼ぶのを禁止にしました。

言葉遣いも私含めて全員敬語ではなく丁寧語を使うことを徹底させました。

話は長くなりましたが、なぜ全員に敬語ではなく丁寧語を徹底させたかと言いますと、私の考えは敬語だと言葉に壁や距離を感じてしまいますし、タメ口だと周りから見た時に違和感があると思ったからです。

みなさんが社会に出て上司や部下ができる中でもタメ口や敬語の他に丁寧語も使い分けできるようになることで人との距離感が近くなり楽しく仕事をすることができるようになります。

この記事を書いた人
雄大

中学校を卒業し15歳で上京、ラーメン屋に就職。その後17歳で独立しラーメン屋を共同経営。
会社設立後、初年度1年間で店舗売上1800万円を達成し、仙台に2店舗沖縄に1店舗を展開。
現在はラーメン屋をはじめ、アパレル業や接客業、就労支援チームなど様々な業種のコンサルタントとして活躍中。