国公立二次試験直前の過ごし方|本番で実力を出し切るためのメンタル・体調管理5つのポイント

共通テストが終わり、国公立大学二次試験まで、いよいよ残り1か月を切りました。

国公立大学の出願期間も始まり、すでに出願校の最終決定と出願を終えたという方も多いのではないでしょうか。

この時期は、私立大学の入試や予備校の講習をこなしながら、二次試験に向けた最後の追い込みに入る時期でもあります。「まだやれることがあるのではないか」「このままで本当に大丈夫なのか」と、不安や焦りを感じやすいタイミングです。

もちろん、入試に向けた勉強は最後まで大切です。しかし、二次試験直前期に本当に重要なのは、これまで積み重ねてきた実力を、試験当日にきちんと発揮できる状態を作ることです。そのためには、学習と同じくらい、メンタルと体調の管理が欠かせません。

そこで今回は、国公立二次試験直前に意識してほしい「メンタル・体調管理の5つのポイント」をお伝えします。

体調管理は「食事・睡眠・運動+冷え対策」から整える

まず最初に取り組むべきなのは、体調管理です。

どれだけ気持ちが前向きでも、体調が崩れてしまっては集中力も思考力も大きく落ちてしまいます。直前期こそ、「体を整えること」を最優先に考えましょう。

脳の働きを支えるためには、バランスの良い食事が欠かせません。炭水化物は脳のエネルギー源であり、極端に減らすと集中力が落ちやすくなります。また、青魚に含まれるDHA・EPAは、記憶力や思考力を支える栄養素として知られています。

加えて、この時期は免疫力を意識することも大切です。私自身、受験期にははちみつとビタミンCを意識的に摂るようにしていました。特にマヌカハニーは、喉のケアや風邪予防にも役立ち、寝る前に少量舐めるだけでも安心感がありました。ビタミンCは、果物やサプリメントなどを活用して無理なく補うと良いでしょう。

睡眠も非常に重要です。入試直前になると、どうしても勉強時間を優先したくなりますが、睡眠不足は記憶の定着や判断力の低下につながります。私自身も、直前期は生活リズムを整えるため、7時間前後の睡眠を確保するよう意識していました。自分にとって無理のない睡眠時間を確保し、試験本番と同じリズムで生活することが理想です。

また、軽い運動も体調管理に効果的です。散歩やストレッチなど、短時間でも体を動かすことで血流が良くなり、頭がすっきりします。さらに、寒い時期は冷え対策も忘れないようにしましょう。足首を温める、マスクで喉を守るなど、小さな工夫が体調維持につながります。

自分に合ったリラックス方法を持つ

体調を整えたうえで、次に大切なのが日常的なリラックスです。

直前期は緊張や焦りから、常に気が張った状態になりやすく、気づかないうちに疲れが溜まってしまいます。

「疲れているけれど、まだやらなきゃいけない」と無理を続けてしまうと、かえって効率が下がってしまいます。そんなときは、短時間でも意識的にリラックスする時間を取りましょう。

音楽を聴く、温かい飲み物を飲む、軽くストレッチをするなど、方法は何でも構いません。大切なのは、「これをすると落ち着く」という自分なりの方法を見つけておくことです。このリラックス方法は、試験当日の緊張を和らげるための“お守り”にもなります。

現実的で達成可能な目標を設定する

心と体がある程度整ったら、次に意識したいのが目標設定です。

直前期は「やりたいこと」が一気に増えやすい時期ですが、すべてを完璧にこなそうとすると、かえって不安が大きくなってしまいます。

この時期に大切なのは、現実的で達成可能な目標を設定することです。

「今日は過去問1年分を丁寧に復習する」「苦手な設問パターンを1つ克服する」など、確実に前進できる目標を立てることで、「今日もやるべきことができた」という安心感につながります。

小さな達成を積み重ねることが、直前期の安定したメンタルを支えてくれます。

入試結果に一喜一憂しすぎない

この時期は、私立大学や総合型選抜の合否結果が出る時期でもあります。合格すれば安心しますし、不合格や補欠の結果を見て落ち込むこともあるでしょう。

しかし、今もっとも大切なのは、第一志望校の二次試験で力を出し切ることです。周囲の結果や一時的な感情に引きずられすぎると、集中すべき時間が削られてしまいます。

どんな結果であっても、「今、自分がやるべきこと」に意識を戻し、淡々と準備を続けることが重要です。

ポジティブな思考を意識的につくる

最後に大切なのが、ポジティブな思考です。

試験が近づくほど、不安が出てくるのは当然ですが、その不安に飲み込まれすぎないことが大切です。

おすすめなのは、これまで自分が積み重ねてきた努力を振り返ることです。使い込んだノートや参考書、解いた問題の量を見返すことで、「ここまでやってきた」という実感が持てます。

私自身も受験期には、勉強記録のノートを見て、自分の努力を客観的に確認することで気持ちを整えていました。努力に裏打ちされた自信は、本番であなたを支えてくれます。

ストレスと向き合うために

強いストレスを感じたときは、「何に不安を感じているのか」を一度整理してみてください。原因が分かれば対処できることもありますし、理由のない不安だと気づくだけでも気持ちが軽くなることがあります。

また、不安や悩みは一人で抱え込まず、信頼できる人に話してみましょう。友人や家族、先生に話すだけでも、気持ちが整理され、新たな視点が得られることがあります。

受験直前のこの時期は、つらく感じることもあるかもしれません。しかし、この経験は必ず将来の自分の糧になります。

自分を信じて、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

春には、新しい大学生活が待っています。

最後まで、心から応援しています。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー/JAPAN MENSA会員
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中

受験戦略編

Posted by kyoikujo