大学受験に受かる人と落ちる人の違い10選

同じ授業を受けて同じ模試を受けて、たくさん勉強して。

それなのに受験に合格する人もいれば、不合格の人もいるというように差が出るのは不思議だと思いませんか?

勉強時間が少なくても合格する人がいたり、誰よりも勉強していたはずなのに落ちてしまう人がいるというのも事実です。

そこにはなにか差があるはず。

同級生から塾の生徒まで、たくさんの受験生の受験生活と結果を見てきて感じた、受かる人と落ちる人の違いについて今回お話ししていきます。

今回お話しするポイントには当てはまらないのに受かった、落ちたという人ももちろんいるはずです。どちらかといえばこっちの人の方が受かるということなので、これをしていなければ絶対落ちるというわけでもないです。安心してください。

合格する人、しない人の違いを考え出したらキリがないぐらいたくさん思いついたので、今回は特に大事な10個を紹介していきます。

朝の過ごし方

まずは朝起きて、1日が始まる瞬間から違いがあります。

みなさんは目覚ましが鳴ってからあと5分…あと10分…と二度寝していませんか?

朝早くて眠いのも分かります。二度寝の優越感も分かります。

ですが、二度寝をすると体内時計が狂って睡眠の質が低下するとも言われています。

志望校に合格できる人は朝、起きると決めた時間に無理矢理にでも起きて毎日規則正しい生活をしています。

朝早く、同じ時間に起きるためには寝る時間を揃えるということも大切です。

そして、起きたらすぐ今日のスケジュールとやるべきことをイメージしたり、実際にノートに書き出したり。なんとなく1日をスタートするのではなく、小さな目標を立てて1日を過ごすというのも効果的です。

二度寝してしまって慌てて学校に行き、何も考えないまま授業が始まってぼーっと授業を受けて帰る。そんな毎日を続けていると勉強はしているはずなのになかなか成績が伸びないということになってしまいます。

通学中

通学電車の中や歩いている時に何をして過ごすかでも成績に差がつきます。

合格する人は勉強机に向かえない時間にもできることを探し、英単語や一問一答での知識定着、リスニング練習のような時間のかかることを少しずつ進めていきます。

逆に成績が伸び悩む人はこの時間の大切さに気が付かずゲームをしたり、なんとなくスマホを見て過ごしてしまいます。

毎日数十分かもしれませんが、この積み重ねが大きな差につながります。

授業中

簡単に言うと、合格できるのは授業中に知識を全て定着させる努力をする人、落ちるのは授業時間を有効活用できない人です。

授業は1日6、7時間。高校生にとってはかなり大きな割合を占める時間です。

すでに理解できている内容であったり、演習時間に改めて勉強すれば良いと思って寝てしまう人もいますが、それでは1日6、7時間をただ無駄に過ごすことになります。

授業をしっかり聞くのが1番良い選択のようにも見えますが、学校の授業はクラスの平均的なレベルに合わせてあります。

ただ聞いていても理解できない。すでにわかっている内容を説明されてもつまらないという人もいるかもしれません。

そういう人は授業を聞きながらもプラスαで自分に合う勉強を進めることによってさらに授業時間を有効活用できるようになります。

寝る前

寝る直前までスマホをいじってから寝るのか、最後に何か勉強してから寝るのかも大きな差につながります。

寝る直前に暗記をすると記憶の定着率が良いと言われています。寝る前10分でも15分でも良いので、英単語や覚えたいものを見てから寝るようにすることで、受験勉強を本格化するまでの知識量が全く変わってきます。

隙間時間

皆さんは5分、暇な時間ができた時にどうすごしていますか?

普通の人はスマホを触ったり、友だちとしゃべって終わらせてしまうような短い時間ですが、志望校に合格する人というのはここで参考書やノートを開いて少しでも知識を増やそうとします。

目標が決まっているか

目標がないのに努力するというのは難しいもの。

志望校ややりたいことが決まっている人は目標を持って努力を継続することができますが、目標が決まらないままただ受験勉強をしている人は誘惑に負けてしまったり、努力の継続も難しくなってしまいます。

勉強していない。と言う時

テスト前になるとクラス内でも「全然勉強していない…」という声をよく聞きます。

合格できない人はこの言葉を聞いて、周りもやっていないなら自分も大丈夫。と思うかもしれません。

ですが、合格する人はもちろん全く勉強していないわけではありません。

ある程度勉強をすると自分のできている部分とできていない部分がわかるので、まだ勉強時間が足りないように感じてしまうことがあります。

同じ「勉強していない」という言葉でも意味は全く違うのです。

テスト前

みなさんは早めに勉強を始めて余裕を持って終わらせるタイプですか?

それとも、テスト前日になって焦って次回はもっと早くから始めようと思うタイプですか?

成績が良い人というのは予定を立てるのが上手なので、小さな目標となるテストまでにやるべきことを終わらせるのも得意です。

逆にテスト直前や課題提出直前に時間が足りなくて焦る人は受験までという遠い目標になると、目標に合わせて実力を持っていくというのがさらに難しくなります。

テスト中

テスト中も同じような話で、時間配分が上手な人は1問にかけられる時間、見直しに使う時間を考えながら問題を解き進めることができるので、実力の中で最大限の点数を取ることができます。

ですが、時間感覚がつかめていない人はテストの時間配分が上手くいかずに最後まで解ききれなかったり、見直しができずにもったいないミスで失点してしまうこともあるのではないでしょうか?

まずは小さなところから練習を始めて、時間を意識する癖がつけば、今からでも十分間に合います。

模試返却時

思ったより良かった。思ったより悪かった。と一喜一憂して終わりにしていませんか?

確かに1ヶ月以上前に受けた模試なので、問題も忘れてしまっていて、点数や順位といった数字としての結果しか見えないというのも分かりますが、結果の数字を見て終わりにしてしまうと次には繋がりません。

模試の結果を見た時に判定を見て安心したり、このままだと受からないと思うだけの人は上手く模試を活用できていない人です。

合格する人も模試の結果を見て、喜んだり落ち込んだりするかもしれませんが、それだけで終わらせずに、模試結果の分析を始めます。

入試に向けた練習台である模試を最大限活用するためにも、一喜一憂して終わりにするのではなく分析して次に生かすということを意識してみてください。

いかがだったでしょうか?

このように色々な場面で少しずつ差がつき、合格・不合格という大きな結果の差に繋がります。

そして、時間の使い方は特に、受験に限らず社会に出てからもずっと差がついていくものです。受験をきっかけにして時間を上手く使えるようになればこれからも成功に近づく行動ができるようになります。

みなさんも合格者の真似から始めて、1歩ずつ合格に近づいていきましょう。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo