国公立2次試験前日の過ごし方

国公立2次試験まであと3週間ですね。入試に向けた準備は順調ですか?

私は前期試験ギリギリまで対策していましたが、実際に受験はしていないので高校の同級生で東京大学文科Ⅰ類に進学しているY君に話を聞いてまとめてみました。

大きな部分は共通テストでも2次試験でも他の入試でも変わらないようですが、メインの入試という事もあってやはり緊張感は大きかったようです。まず今回の記事では2次試験前日の過ごし方について、次回の記事では2次試験当日の過ごし方についてお話ししていきます。

知識の最終確認

まず、勉強面についてはY君は試験科目が国語・数学・英語・世界史・地理で、暗記要素があるのが世界史だけだったので世界史を中心に全体を眺めながら知識の最終確認をしていたそうです。これは最後までやりきったという気休めと精神安定のための知識確認だったそうですが、すごく共感できました。前日にもなってしまうと新しいことを覚えられるわけでもないですし、過去問をしっかり解こうと思うと時間もかかりできない部分があるとかえって焦ってしまいます。それよりは暗記事項のある科目の全体確認をしたり、入試を重ねる中で見つけた苦手部分の知識確認をするだけにしたほうが、自信を持って試験に挑むことができます。

緊張をほぐす

Y君は試験前日、勉強をガリガリやっていたというよりは好きなものを食べてジャンプを読んで、いつも通りの生活を心がけていたようです。県外の大学を受験する人は前日からビジネスホテルなどで過ごす人も多いので、いつもと違う環境に萎縮してしまう人も多いですが、敢えていつも家でしていることをすることで、緊張を和らげることもできます。試験前日だからといって気合を入れて何か特別なことをするのではなく、いつも通りの生活や少し勉強から離れてみることでも焦りから解放されて空回りしてしまうことがなくなります。私の場合は受験期、楽しく勉強していたのでこれといった趣味はありませんでしたが、特色入試前日は美味しいものを食べてリラックスしながら知識と持ち物の最終チェックをしていました。

睡眠時間の確保

試験前日は緊張からY君もなかなか寝付けなかったようです。さらっと復習して余裕そうなY君ですら寝られないということなので、みなさんも受験前日は緊張で寝られないという人も多いと思います。寝られないことを焦る必要はなく、布団の中で目を閉じているだけでも身体は休まるので眠くなくても早めに布団に入って目を閉じることは大切です。ですが、しっかり寝て万全な状態で受験を迎えたいのは確かなので、今からできる対策をお伝えしておくと、少なくとも前日、できれば1週間前からは入試当日の起床時間に合わせて生活をするようにしましょう。入試の日はいつもより早起きする人も多いので、前日しっかり寝るためにも早い時間に起きて集中モードに切り替えるためにも生活時間を試験日に合わせることは大切です。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo