秋から始める共通テスト攻略法〜社会編

11月に入ると高校の授業も終わり、共通テスト対策がメインになっている人も多いのではないでしょうか?

今回からは各科目の共通テスト対策のポイントについてお話していきます。

まずは1日目の社会科目。理系の人は特に社会科目の点数が伸び悩んで苦戦する人も多いですが、勉強の成果がすぐに点数につながりやすい科目でもあります。

ということはまだまだ対策できていないというみなさんも大丈夫。社会に関してはここから巻き返すチャンスもあります。

歴史

日本史・世界史ともに基本的な知識が網羅できていれば6割は取れると言われています。この時期はまだ過去問をどんどん解き進める必要はないので、学校で配られている問題集や共通テスト対策問題集を使って抜けている知識をどんどん埋めていく作業をすると良いでしょう。

知識がだいたい完璧になったという人は知識同士の繋がりまで理解できるようになるともう1段階レベルアップして8〜9割を目指せるようになります。

一問一答だけでなく、その解答に辿り着いた理由を説明できるようにしたり、資料集を読み込んで流れをつかむと知識同士の繋がりも見えてきます。

公民

わからない知識があればその都度調べてメモをしたり覚えるということが大切です。現代社会と倫理に関しては教科書と学校配布の問題集レベルが完璧になっていれば、ある程度得点できるので、まずは問題集をひたすらやり込むことです。得点を伸ばすためには実践的な問題集を解き進めて共通テストの問題形式になれることも必要です。

政治経済はさらっと勉強するだけでもある程度までは得点できますが、そこから高得点を目指す段階で壁があると言われています。正誤判断ができるように正確な知識と解き方のコツを身につけていきましょう。

地理

地理に関しては知識が完璧なら満点を取れるかと言われるとそういうわけでもありません。

知識を使うだけでなく資料を見てその場で考えるような問題も出題されます。資料読み取りに関しては冬期講習期間に入ってからでも間に合いますが、意識するのは早いに越したことはありません。わからない問題に出会っても目の前にある情報から答えを出せないかということを考えながら問題に取り組むようにすると良いでしょう。

理系の社会対策

理系の皆さんは理科や数学の対策に時間をかけていると社会の演習時間がなかなか確保できないという人もいるのではないでしょうか?

実際、社会科目で満点を目指す必要はありません。共通テストで目標点数を取るために社会科目は最低でも何点以上取らないといけないのかということを考えて、その点数を確実に取る勉強をすると良いでしょう。完璧にするというよりは基礎は確実に押さえるという感覚で、毎日の勉強の息抜きとして少しずつ進めることをお勧めします。

特にこの時期はまだ過去問には手をつけず、共通テスト問題集を進めると良いでしょう。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo