志望校最終決定に向けて!欠かせない4つのこととは!?
共通テストまで残り100日を切りますが、出願する大学は大体決まってきていますか?
共通テストが終わったらすぐに国公立大学の出願期間が始まるので、そろそろ受験校を最終決定する時期がせまってきています。
ということで今回は志望校最終決定に欠かせないポイントとして
こだわりを決めること、候補を絞ること、まだ諦めないこと、後期・私立入試の受験校を先に決めるという4つのことについてお話ししていきます。
こだわりを決める
今までは○○大学の○○学部に行きたい。
というように志望校を決めていたのではないでしょうか。
その大学を志望するまでに将来やりたいことから逆算したり、大学の雰囲気を見たり色々な理由があったはずです。
何にこだわっているからその大学・学部に行きたいのかということを考えて、こだわりに優先順位をつけてみてください。
例えば、医師免許がほしいから医学部はゆずれないのか、大学にこだわりがあるから学部の変更をしてでもその大学に行きたいのか、自宅から通いたいから県内の大学にこだわるのか。
人それぞれその大学にこだわっている理由があるはずです。
理由とこだわりの優先順位をはっきりしておくことで、志望校を変更する際や私立大学を選ぶ際の基準にもなります。
もう一つ大事なこだわりとしては現役合格にこだわるのか浪人してでも第一志望校に合格するのにこだわるのかということです。
現役か浪人かということについては高校の雰囲気や家庭によっても考え方に大きく差が出る部分です。
私の高校はもともと女子校だったこともあり、現役合格にこだわる人も多かったですが、周りにある元男子校は4年制高校と言われるくらい浪人して大学に進学する人が多い高校もありました。
今はまだ最終決定する必要はありませんが、予備校代もかなり負担が大きいものなので、このこだわりに関しては親御さんとも相談してみてください。
私は京大、医学部の順にこだわりがあったので特色と前期入試は京大医学部から京大の薬学部に変更しましたが、私立は全て医学部を受験しました。現役と浪人に関しては特にこだわりはなかったのですが、私立大学でもどこかに受かったら現役で進学したいという気持ちでいました。
大学候補を絞る
こだわる部分が決まったら、次はそのこだわりにそって大学の候補を絞っていきます。
浪人してでもその大学に行きたいため、志望校は1つしかないという人はこの2つ目のポイントは考える必要がなくなります。
まだはっきり決まっていない、現役にこだわりたいから今後志望校を変えるかもしれないという人も、今の段階では2.3校に絞れていれば十分です。
学部にこだわるのであればレベルの近い大学、自分の中のこだわりに当てはまる大学を、大学にこだわるのであればその中でも近いことが勉強できるような学部・学科の候補を選んでみると良いでしょう。
そして、それらの大学はいつから願書請求が始まるのかなどをチェックをしておいてください。
学部によっては学科の希望順を決めることができ、合格点を超えていればその学部に進学できるというところもあります。
そのような大学の受験を考えている人は各コースのレベルをリサーチし、どういった順で希望調査を提出するのかも考えておく必要があります。
私はこの時期から、どんな成績だったとしても国公立大学の中で志望校を変えるつもりはなかったので、京都大学の願書以外は私立大学を中心に願書の取り寄せをしていました。
まだ諦める必要はない
志望校最終決定の時期ですが、元々の志望校を諦めて今の実力で入れる大学を選ぶ必要はありません。
共通テストまでの間にも、共通テストから2次試験までの1ヶ月の間にもまだまだ成績は伸びます。
3ヶ月後にどれくらいの位置を目指せるかということを考えて大学を選ぶことが大切です。
今の志望校が最近の模試でD判定だったから、諦めてA判定で安全圏の大学を選びたい気持ちも分かりますが、その判断はもっと先で大丈夫です。
みなさんの周りの受験生もそろそろ現実が見えてきて志望校を下げる人がふえてくるはずですが、目標を下げると勉強の基準もさがってしまうので、最後の追い込みが難しくなってしまいます。
ぎりぎりまでレベルの高い志望校を目指した勉強で自分を追い込んで、志望校を下げるかどうかの判断は共通テストが終わった時にするというような流れにすると良いでしょう。
後期・私立入試受験校を先に決める
前期入試の受験校はギリギリまで迷って良いということをお伝えしました。
その代わり、後期入試で受験する大学と私立大学は先に決めておくと、共通テスト後、前期入試の大学を決めるためにたっぷり時間を使うことができます。
私立大学に関しては受験校を増やしすぎても2次試験対策が疎かになってしまうということもあるので、入試練習も兼ねて3校程度に絞ると良いでしょう。
共通テスト利用や地方受験を含めてたくさんの私立大学を受験するという人もいます。否定はしませんが、国公立入試の対策に時間をかけたい人にはあまりおすすめできない時間の使い方です。
後期入試は共通テストの比率が高いということもあるので、共通テストの自己採点が終わったら決定できるように3段階で決めておくことをお勧めします。
私は後期入試は医学部に出願する予定だったので、センター試験95%以上で東京医科歯科大学、93%以上で広島大学、それ以下で秋田大学に出願すると決めていました。結果90%だったので、迷わず秋田大学に出願しました。
この話はもう少し出願期間が近づいてきてからもう一度する予定です。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。