受験に向けた目標の立て方と達成するコツ

もうすぐ新年度を迎え、今年の受験生は新たな生活、高校2年生以下の皆さんは新学年として受験に1つ近づきます。

みなさんは1年後どうなっていたいか、目標を立てていますか?

目標は大学受験に合格することで、そのためにとにかく勉強するしかないと思って勉強している受験生もいるのではないでしょうか?

もちろん大学受験に合格するという目標は大切。ですが、それだけでは足りません。

志望校合格という大きな目標を達成するためにももっと小さな目標を決めて1つずつ合格に近づいていく必要があります。勉強を始める前に目標を立てられているかどうかで同じ勉強量でも身につくことの量が変わってきます。

受験勉強について具体的なお話をする前に大事な基盤となる目標についてお話ししていきます。

夢と目標と計画

大きな夢があり、その夢を叶えるための目標、目標を達成するための計画のようにそれぞれには繋がりがあり、順番に決めていくことが大切です。

逆に、計画を立てて実践するから目標が達成でき、その小さな目標達成の積み重ねが志望校合格という大きな目標、そして人生の夢を叶えることに繋がります。

大学合格は夢ではありません。

もっとその先の将来どうなっていたいのか何をしたいか、例えば海外で活躍したい、医療関係の研究をしたい、家族と幸せに暮らしたいというのが夢です。

夢は今、はっきり決まっていたり、現実的なものである必要はありません。

私も医者になりたかった時期があったり、海外に行きたかった時期があったり、研究者になりたかった時期もありました。

漠然とでもこんな風になりたいという理想を持っていることが大切です。

夢が決まっていると、自然と夢に近づくような行動ができるようになります。

次に目標はその夢を叶えるためにこの大学・学部に行きたいというものです。

これが受験生活での1番大きな目標になります。

志望校合格という大きな目標を達成するために小さい目標を立てて1つずつ大きな目標に近づいていきます。

そして、その目標を期限までに達成するためにいつまでに何をするべきかという具体的なものが計画です。

目標と計画の区別が曖昧になってしまう人もいます。目標は定期テストのこの科目で何点を取ること。そのための具体的な計画としては何日までにテキストの1周目を終わらせること、というように目標と計画を分けて決めるようにしましょう。

目標の必要性

まずは夢を叶えるためです。

夢を意識しているだけでは遠過ぎて、なにかをすべきなのは分かっているけど、何から始めれば良いのかが分からないということになってしまいます。

今自分がするべきことを把握するためにも目標は必要です。

そして、目標が決まっているかどうかで毎日の充実度も変わってきます。

楽なことと大変なことを選ぶことができる状況であれば楽な方に流れてしまう人が多いのが普通です。

目標なく毎日の勉強をしていると目の前にある課題や勉強だけをこなして満足してしまいます。

受験期間は定期テストや模試という良い区切りが設けられているので、まずはその区切りに向けて目標を決め、1つずつ達成することで受験合格に着実に近づきます。

毎日必死だった高校生時代は気がつきませんでしたが、高校時代の1年は長く、1日に1時間努力する時間を増やすだけでもその積み重ねがしっかり結果に表れていたことを実感しています。

もちろん毎日学校の授業を受けて学校から出された課題をこなすだけでも知識はつきますし、成績も伸びます。

ですが、志望校に合格するためには普通に過ごした日の成績の伸びよりもさらに上を目指さなくてはいけません。

そのためにも自分を追い込むことは必要です。自分の実力とゴールに合わせた目標を設定することで、毎日できる勉強量やテストまでにできるようになっていることも変わります。そしてその小さい積み重ねが受験まで続くことでかなりの差に繋がります。余裕を持ってただ勉強してできることが増えているのに満足するのではなく、それよりも少し上のレベルの目標があることで自分の限界を越えることができます。

目標の立て方

期間を区切る

目標を立てる際には定期テストまで、模試まで、今月の目標というように分かりやすい期間で区切ることでゴールを意識しやすくなります。

期間が決まっていないと、どうしてもやるべきことを先延ばしにしてしまいます。

区切った期間が終わるごとに目標をどれぐらい達成できて何ができなかったかという振り返りと新たな目標の設定を繰り返すと受験合格という大きな目標に近づく事ができます。

慣れてきたら入試から逆算した目標を立てられるようにするとより計画的に受験まで勉強をすすめられるようになります。

数字目標と行動目標

点数や順位といった数字目標、そしてそれ以外に行動面、メンタル面での目標も立てて組み合わせるとさらに効果的になります。

数字目標は点数・順位・偏差値のように結果としてはっきり表れるものなので達成率が分かりやすいものです。

小さな目標のゴールとなるテストの目標順位や点数、偏差値といった数字での目標があると目標設定が合っていたのか、目標に向けてコツコツ勉強ができていたのかも分かります。

ですが、目標を立てることに慣れていない間は決めた期間で自分の力がどれだけ伸びるかも分からないので全く目標に届かなくて落ち込んでしまったり、逆に余裕がありすぎて油断してしまうこともあります。

その問題を解決するためにも毎回クリアして伸ばしていく数字目標だけでなく、積み重ねる行動目標も大切です。

例えば、毎日朝勉強する、スマホを触らない、通学時間に単語を覚えるといった数字以外の部分の目標も立てるようにしましょう。

行動目標があると、行動ができなかったから目標点に届かなかったのか、目標が高すぎただけで行動はしっかりできていたから満足する結果なのかという判断もできるようになります。

行動目標の設定と振り返りを繰り返すことで、自分に合う勉強法も確立できます。

少し上の目標を目指す

目標を決める時は余裕で達成できる安全圏の目標ではなく、少し頑張らないと達成できないような目標にすることも大切です。

受験期、目標を立てる中で目標以上の結果が出るということはほとんどありませんでした。目標が低すぎると毎日の勉強にも余裕ができてしまって、遊ぶ時間や休む時間を増やしても目標が達成できると思ってしまいます。

高い目標だと思っていても、それぐらいのほうが目標に合わせた計画を立てたり目標を達成するための行動が自然とできるようになります。

ですが、どう頑張っても短い期間では達成できないような高すぎる目標だと、現実的ではなく諦めてしまったり、目標を意識した勉強をできなくなってしまうので自分に合ったちょうど良い目標の設定が大切です。

目標を達成するために

今のレベルよりも高い目標はただ意識しているだけでは達成できません。

計画を立てる

テストの順位や点数という目標を達成するために具体的に何をするかという計画を立てる

計画を立てる際も数字目標をゴールにして行動目標に沿って考えていけば、毎回の目標をクリアすることもできますし、目標がクリアできなくても次回の改善につなげることができます。

計画の立て方は別の記事でもお話ししていますが、テストまでの中期計画と毎日の短期計画に分けて立ててみてください。

目標を文字にする

まずは自分で立てた目標を自分の手で文字にするということが大切です。

頭の中でなんとなくイメージするだけでなく、文字として書くと目標がイメージしやすく

これは大きな紙に綺麗に書いても良いですし、ノートや手帳にメモをしても良いでしょう。

紙に書いて勉強机の前に貼っておくと、

目標を毎日再認識し、椅子に座った瞬間に切りかえて勉強をすることができます。

集中力が切れてしまった時も目標を書いた紙がすぐ目に入るので、だらけることなく勉強に戻ることができます。

写真を貼る

目標を達成した後の姿が想像できるような写真を貼るのも良い方法です。

良いイメージができる写真を貼っておくとこの楽しい生活をするために今勉強を頑張っているというプラスな気持ちで勉強できるようになります。私は京大のオープンキャンパスに行った時の写真を印刷して、リビングに貼ることで、勉強していない時にも入試を意識した生活ができるようになりました。

合格した後にしたいことや行きたいところのイメージができるような写真も具体的な目標や夢をイメージできるようになるのでおすすめです。

小さな目標を1つずつ達成し、大きな目標につながっていきます。

そして、目標を立てて達成する力は社会に出てからも役立つものです。

受験勉強を使って練習しておく必要があります。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo