大学選びの最終ステップ「志望校選択」
今回は大学選びのメインであり最後のステップ、志望校の選び方についてお話ししていきたいと思います。
今までの記事では大学選びの流れやその際に意識してほしいこと、志望校を選ぶまでのステップについてお話ししているので、そちらの記事もあわせてご覧ください。
志望校選択のポイント
総合大学or単科大学
この違いは1年生の時の授業に大きく影響してきます。総合大学は幅広い分野の先生方が授業を開講しているので、進学した学部に直接関係がなくても興味がある授業があれば受講することができます。
一方、単科大学では複数の大学が合同で一般教養の授業をするところもありますが、総合大学に比べてより専門的な授業が多くなります。
地域や自宅からの距離
自宅から通える距離の大学が良いというひともいれば、逆に大学生の間に一人暮らしをしたいという人もいるのではないでしょうか。
偏差値や大学の規模
大学の偏差値や大学の規模、雰囲気に関しては調べることも大事ですが実際に自分の目で見てみることが一番です。
大学選びがゴールではなく通過点であるというお話はしましたが、夢を叶えるために必ず第一志望の大学に進学しなくてはいけないということはありません。夢を叶えるためのルートはいくつもあるということを意識してその候補も考えながら大学を選ぶようにしましょう。
注意点⚠︎
現役生は今現在の実力や結果から志望校のレベルを下げてしまうことが多いです。実力は今よりも受験本番までに確実に上がっているので、その位置の大学を選ぶようにしましょう。
また、偏差値が高い大学から低い大学へ志望変更することはできますが、逆の変更はかなり難しいものです。行きたい候補の大学のうち、一番高いレベルの大学に合わせた準備が必要になります。
高校生はまだ自分で調べて視野を広く持つということも難しいため、周りの影響を受けがちになります。先輩や同級生が進学する大学や学部を選んでしまうことも多いので、自分がやりたいことや夢に繋がるのかしっかり考えるようにしましょう。
志望校選択と将来の繋がり
夢を叶えるためのルート候補をいくつか考え、どの選択肢を選んだとしても目指すゴールが変わらないというのは大学受験だけでなく将来にもつながることです。1つの道に夢中になるのではなくその道ではなかったとしても同じゴールに辿り着けるように色々な道を用意しておくことは大切です。
大学を選ぶ中で自分の進むべき道がしぼられてきてしまっていると思いますが、同じ内容を別の大学・別の学部で学べるということもあるので、もう一度視野を広げて考える時期になります。
学部も志望校も受験ぎりぎりまで迷って決めていきましょう。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。