成績が伸び悩んでいる人へ。受験までの1ヶ月にできる3つのこと

受験に向けてずっとモチベーションを高く保つことができ、順調に勉強を進めて成績が上がっている実感がある人もいれば、なかなかやる気が出ず本格的なスタートが遅くなってしまったという人もいると思います。今まではモチベーションが高く勉強を順調に進められてきた人に向けたお話が中心だったので、前回と今回の記事ではそういった人だけでなく合格に向けて順調に進んでいるとは言えない人に向けたお話をしていきます。前回はやる気が出るのが遅く出遅れてしまった人が残り1ヶ月で合格に近づくためには何をするべきかというお話をしたので、今回はやる気はあって勉強を続けているのになかなか成績が伸びず、このまま受験本番を迎えるのは不安という人に向けたお話をしていきます。

できることの繰り返しになっていないか

得意なことを勉強する時間も苦手なことを勉強する時間も同じ勉強時間ですが、充実度や伸び率は全く違います。得意なことや既にできている基本的な問題を繰り返し解いていても勉強時間はしっかり取れているので、勉強時間に満足してしまっている人もいるのではないでしょうか。勉強を積み重ねてきてきている時期と基礎固めの時期とでは勉強の仕方も異なり、勉強時間を確保できていている中で伸び悩んでいるみなさんはできることを繰り返しているだけでは今得点できていない部分を埋めることはできず、ここから点数が伸びることはありません。できていることは最後に確認する程度にして残りの時間は得点できていない部分の強化に力を入れましょう。

解ききれない理由を知る

これだけ勉強しているのになぜ得点に繋がらないか、どこかに原因があるはずです。計算ミスや単語の抜けなどの基礎的な部分に原因があるのか、苦手な単元が少しでも絡むと解答を進められなくなるのかが今の時期に1番知るべきことです。また間違えたから演習を繰り返さないと。と思うだけでは間違えた原因の解決には繋がりません。

考えることを諦めない

時間もないからという理由で考えることを途中で辞めてしまっていませんか?もう少し前の時期は時間の使い方を効率的にしてなるべく多くの問題に触れるために、分からないことは考えすぎずに解答を見て理解するということも大切でした。しかし、この時期を過ぎるとまた後で演習し直すという時間はなくなります。自分の中にある知識を振り絞って解答にたどりつくという練習も必要なので、今まで以上に粘り強く考える機会をつくりましょう。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo