大学受験に向けて、高校生の塾選びの方法ポイント3選+α
定期テストも終わり、夏休みも近づいてきましたね。
夏休みというのは受験勉強をするのにもかなり大切な時期。塾をどう使うか考え始める人も多いのではないでしょうか。
塾の必要性については以前の記事でお話ししているので、ぜひそちらの記事をご覧ください。
塾といってもたくさんあってどこに通えば良いのか、どれぐらいの頻度で授業を受ければ良いのか迷ってしまいます。
今回は塾を使ってもう少しレベルアップしたいという学生に向けて、塾の選び方についてお話ししていきます。
授業形式
塾といえば学校の授業のような集団形式のイメージがありました。実際は予備校によっても授業形式に違いがあったり、いくつかの形式が組み合わされていることもあります。それぞれにメリットデメリットがあるので、今回は集団・個別・映像授業に分けて特徴をお話しします。
集団
学校の授業のように数十人で1人の先生の授業を聞く形式。授業をする先生はプロで全国的に有名な先生のことも多いので安心感はあります。そして個別授業に比べても料金が安いのが特徴です。
ですが、生徒数が多いこともあって一人一人に合ったペースの授業をするのは難しく、授業についていけなくなるという話もよく聞きます。私も駿台で集団形式の授業を受けていましたが、先生に積極的に質問できるような環境ではありませんでした。
個別
個別は基本的に先生と生徒の1対1の授業なので完全に生徒のペースに合わせた授業をしてもらうことができます。単元ごとに何かを習うというよりも一緒に問題演習をしたり、分からないことを教えてもらう時間がたくさんありました。勉強の質問だけでなく、志望校の相談に乗ってもらったり個人的な話ができるのも高校時代すごくモチベーションに繋がっていました。先生はプロ講師のこともありますが、だいたいが大学生なので先生によって授業の質に差があることもあります。
映像授業
映像授業は塾や自宅でパソコンを使って集団授業の録画を見るような形式です。部活をしていて忙しい学生などは自分の空いている時間にコツコツ学習できるので置いていかれることもありません。授業を待たずに自分の好きなスピードで先取りもできるので、先学習をしたい人にもおすすめです。
授業を受けている実感が湧きにくいので聞き流してしまったり、眠くなってしまうという人もいました。
塾の規模
駿台・河合塾・東進のような大手の予備校もあれば、その地域にしかないような個人塾もあります。大手は受験情報の量が多かったり、講師の先生も有名な方が多いので安心感は間違いありません。その分受講生も多いので、一人一人に寄り添った授業というのは難しく、その授業を活用できるかは自分次第になってしまいます。
個人塾は先生の目が行き届きやすいのでアットホームな環境で勉強ができますが、地元の大学の進学実績だけが強いということもあるので、目指すレベルに合わせて塾の規模も考えなくてはいけません。今までの先輩がどこに進学しているのかもチェックしてみましょう。
環境
学校からの近さ、自宅からの近さというのも大事なポイントです。長期休暇や講習期間はほぼ毎日塾に通うことになるので、移動時間はできるだけ短い方が机に向かって勉強できる時間が増えることになります。先生や学生の雰囲気も重要で、どういった雰囲気の中ならモチベーションを保って勉強できそうかじっくり考えてみるようにしてください。
使い分けも大切
ここまで色々な塾の特徴をお話ししてきましたが、まずはその中から自分に合った塾や授業形式を選ぶことが大切です。その上で、科目ごとや時期によって塾を使い分けることもしてみてください。部活をしているうちはこの塾、部活を引退してからはここ、ということであったり、得意科目と苦手な科目で形式を変えても良いでしょう。
私も実際、高校生時代塾を使い分けていたので具体的なお話は次の記事で紹介します。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。