大学受験合格に向けて!高校3年生の6月にやるべきこと
6月は大学受験の準備を本格化させる大切な時期です。
この時期に適切な行動を取ることで、受験の成功へ大きく近づくことができます。
今回は高校3年生が6月に行うべきことを紹介します。
部活引退後の切り替え
長く頑張ってきた部活も引退の時期が近づいてきています。
高校3年生の6月まで部活を続けた人は最高の切り替えのチャンスがやってきます。
運動部に所属していた受験生はここからかなり伸びます。
それは、体力と忍耐力があり努力の仕方を知っている人も多いからです。
私も部活引退後は体力に余裕がありすぎていくら勉強しても疲れないくらいでした。
部活をしていない人も今月はクラスの雰囲気ががらっと変わるはずです。
このタイミングが最後の切り替えのチャンスだと思って勉強中心の生活を始められた人が合格に近づきます。
学習計画の見直しと調整
まずは高校3年生になって2ヶ月間過ごしてみて、これまでの勉強の進捗を詳しく振り返り、理解が不十分な科目や単元を明確にします。
苦手科目を重点的に学習する時間を増やし、得意科目は維持しつつ、さらなる得点力アップを目指しましょう。
部活引退に合わせて1日の過ごし方も変わってくるはずです。
夏休みを含む長期休暇を最大限に活用するための学習スケジュールを再構築すると良いでしょう。
夏休みに入る前に目標を設定し、それに向けての計画を立ててください。
健康管理
良質な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動を含めた規則正しい生活を心がけることで、長時間の勉強に耐えうる体力を作ります。
受験は大きなストレスも伴います。
ストレスと上手く向き合うためにリラクゼーションや趣味の時間を設けることが大切です。
そして勉強の効率を上げるためには、良質な睡眠と休息が必要です。特に試験期間中は、体調を崩しやすいので注意しましょう。
脳にエネルギーを供給するために、栄養バランスの取れた食事を心がけ、軽い運動を日常に取り入れることで、ストレス解消や集中力の向上が期待できます。
部活をしていた人は急に部活がなくなり、運動不足にもなりがちなので注意してください。
夏休みの学習計画の策定
高校3年生になったばかりだと思っていたかもしれませんが、実は夏休みが近づいてきています。
夏休みに充実した勉強生活を送るために、夏休みまでに最低限の準備をする必要があります。
自分の弱点や重要な科目に重点を置くことで効率的に学力を向上させ、夏休みにさらに応用的な問題に取り組めるように準備をしてください。
6月上旬からは予備校の夏期講習申込み期間も始まりますので、予備校からの情報もチェックしておきましょう。
夏期講習講座の選び方については今後の記事で詳しくお話しする予定です。
基礎知識の固め直し
受験が近づき、焦り始めている人もいるかもしれませんが、夏休み前の今はまだまだ基礎を固める時期です。
大学入試では基礎知識が非常に重要で、特に英語や数学では、基本的な文法規則や公式を確実にマスターすることが必要です。
過去問を解くことで、試験の傾向と対策を把握し、効率的な学習ができます。また、時間管理の練習にもなります。
模擬試験を受験し、現在の実力と偏差値を把握し、間違えた問題や苦手な単元を徹底的に分析することも大切です。
志望校の情報収集
志望校の最新の入試情報や過去問題を分析し、入試に向けての準備を進めます。
6月は、これからの受験勉強の方向性を決定づける重要な月です。
可能であれば、志望校のオープンキャンパスに参加して、キャンパスの雰囲気や学びの内容を直接確認してください。
今年度からは完全に来場企画になっている大学が多く、8月の上旬にオープンキャンパスを開催する大学は6月上旬頃に情報が開示される予定です。
学校推薦型選抜の募集要項も6月頃から開示が始まり、私立大学の総合型選抜では6月からエントリーが始まるところもあります。
そういった意味でも受験に向けた準備が進む月です。
これらのポイントを押さえて、6月から夏にかけての受験準備をしっかりと進めてください。計画的に行動することで、焦りや不安を軽減し、最終的な目標達成に向けて大きく前進することができます。成功への道は一歩一歩の積み重ねです。頑張りましょう!
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。