大学選びをする際に意識するべきこと
みなさんは大学を選ぶ際、何を1番優先していますか?
学べる内容、大学のレベルや場所など様々あると思いますがその基準を決めるにあたって忘れてはいけないことがあります。
それは、大学入学というのはゴールではなく、夢に向かう途中の通過点であるということです。
特に進学校では全員が大学進学をするのが当たり前という流れがあり、自分の夢のためではなく親や先生など周りの目を気にした大学選びをしてしまう人も多いように思います。
私自身も大学受験に向けて勉強をしているうちに受験合格が大きな目標となり、その先が意識できなくなってしまっていたこともあったので、そうなってしまわないように受験生・その親御さんに向けたお話をしたいと思います。
前回の記事で大学選びの流れについてお話ししているので、そちらの記事も合わせてご覧ください。
夢のための学び
高校生までは社会に出てから必要な知識を広く浅く勉強します。最初から自分が興味のあることを決めつけてしまわないためにもこの土台をつくる段階もすごく大事です。
しかし、高校レベルの勉強では実用的な知識は身についておらず、仕事にできるような段階ではありません。高校までで学ぶ中で興味を持ったことについて、大学に入ってからより詳しく学んでいきます。例えば研究職に就きたい人はその研究に必要な知識、研究技術などを学ぶことができます。
また、夢をもっと明確化するためにも大学の学びが必要です。高校までの物理・化学・生物などの分類だけでは大きすぎて何が好きか分からなかった人も大学でさらに詳しく学ぶことで遺伝に興味があるのかその分析系に興味があるのかなどが分かってくるはずです。
仕事のための資格
夢を叶えるために、資格が必要な人もいます。例えばお医者さんになりたい人は医師国家資格、学校の先生になりたい人は教員免許など大学を卒業していないと取ることができない資格は多くあります。将来つきたい仕事に必要な資格は何があるのか、その資格はどの学部に行けば取得できるのか、ということを基準に大学を選ぶようにしましょう。
大学は仕事をするための準備の場でもあるのです。
まずは将来やってみたいことや仕事のために必要な学びや資格を調べてみることから始めましょう。ネットで調べたり、実際に働く人の話を聞いてみたりすると目標や夢をイメージしやすくなります。日々の勉強のやりがいに繋がり勉強も少し楽しく感じるようになるはずなので、勉強のやる気がでない…と困っている方はまず夢をはっきりさせてみてください。
それでもやりたいことが分からない、夢が見つからないという方は個人的な相談もお待ちしています。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。