あなたは子どもに注意する時意識できてますか??怒ると叱るの違い
子どもが言うことを聞いてくれない…お母さんお父さんが最初にぶつかる壁ではないでしょうか。そんな時に子どもに注意するのは大切なことですが怒ることと叱ることには大きな違いがあること知っていましたか??
怒ると叱る…??
怒るは感情が高まるもの。叱るは間違っている部分を指摘するもの。という説明だけではピンと来ない人が多いかもしれません。ここから先は私個人の解釈も含まれますが、怒るとは感情が含まれているのでその時の親のイライラした感情をぶつけ、あれはダメ。これはしないで。と伝えるだけになってしまいます。これでは子どもも納得できず、親の感情も伝わりあえて反抗する子もいるはずです。
一方で叱るとはどうしてこれをしてはいけないのか、こういう時にどうするべきだったのか指摘して教えてあげることです。感情は関係なく先のことを考え改善できるようにしてあげないといけません。でも子ども相手に改善とか教えるとか難しすぎる…そうですよね。私もそんな話を理解できるほど出来の良い子ではありませんでした。お互い感情的にならない叱り方についてお話したいと思います。
良い叱り方とは。
叱るのは5分まで。
このことは忘れないでください。どんな話をしていてもそのメインの内容は5分以内におさまると言われています。これは叱る時も一緒で間違っていたところ、間違っている理由、どうするべきかを伝えるのに5分もかからないはずです。でも説教というと長いイメージがある…それは大事な部分以外は全て怒っている人の感情をぶつける言葉だからです。子どもと同じ立場に立って叱るということも大切です。どうして叱られるような事をしてしまったのか子ども目線になって一度考えてあげましょう。こうしたいのも分かるけど、それをすると○○ちゃんが嫌な思いをするよね??など一緒に考えているつもりで話すことで時間はかかるかもしれませんが子ども自身も自分で考えて行動できるようになります。最後にもうひとつ、なるべくプラスの言葉を使うようにしましょう。ダメ、悪い、嫌などマイナスイメージの言葉を使うと怒られている時だけでなくその時していた遊びや行動まで悪い思い出として残ってしまいます。”こうしてくれた方が嬉しい”や”こうした方がよかったんじゃないかな?”など言葉を置き換えるだけで子どもにとってのイメージが大きく変わるので意識しましょう。
これはまだ喋れない年齢の子ども相手でも同じです。話せなくてもちゃんと聞いている、その言葉が子どもに大きな影響を与えるということを忘れず叱ってあげてください。
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。