親元を離れている子どものサポート方法

前回の記事で、勉強のやり方が分からない子どもや思春期・反抗期の子どもに対して親御さんがどのようにサポートすれば良いのかをお話ししました。

今回の記事では親元を離れている子どものサポート方法についてお話ししたいと思います。

私立高校の場合は寮が完備されている所も多いですが、子どもが私立の高校に進学し寮生活をしていると、今までお話しした方法とはサポートの仕方が変わります。

親元を離れている子どもは一緒に暮らしている家庭の子どもに比べて、親と子どもとの関係性や距離感が違うので、サポートの仕方も変わります。

距離が離れている時のサポート

親と一緒に暮らしていない学生へのサポートは主に話を聞くことです。

家庭によって関係性も違いますし、子どもが思春期なのかどうかによっても変わりますが、今回は親子の関係性が良い場合と悪い場合について分けてお話しします。

  • (関係性が良い場合)

サポートの手段としては電話でも良いですしメールでも大丈夫です

日常会話や子どもが抱える悩み・不安を聞き出し、相談に乗ってあげることで親ができる手助けや助言を通じて子ども自身が抱えている問題解決をサポートしてあげましょう。

受験勉強には直結しないお金の面で苦労や、「勉強は分からないことを学ぶから勉強なんだよ」などと声をかけてあげることで精神面を重視したサポートをしてあげてください。

勉強内容のサポートをしなくても、1人で生活する中での悩みを解決してあげることでより受験勉強に集中することができると思いますので、親でしか解決できない悩みを聞くことだけでも子どもからすると十分なサポートだと思います

  • (関係性が悪い場合)

悪い場合はもちろん関係性を築くことからになるのですが、気持ちの伝える方法を手紙などに代えてみるようにしましょう。

例えば仕送りにしてもただ口座に入れるのではなく、手紙も添えて気持ちを伝えたり心配事を書いておくことで、親が思っている以上に子どもは心配かけないように考えるものです。

子どもは素直に表現できないだけで、本当は真剣に向き合ってほしいはずなので妥協せず向き合うのがポイントです。

自分も両親に怒られたことや学校の先生に怒られたことがありますが、大人になって記憶に残っているのは優しくされた人より真剣に向き合って怒ってくれる人です。

関係性が悪い期間が続く恐怖があると思いますが、子どももいずれは大人になり真剣に自分に向き合っていたから怒ってくれたんだと気づく時が来るので安心して向き合っていくことで関係の修復にも繋がります。

もし子どもとの関係性について悩みや相談があれば教育嬢では個人相談も受け付けているのでこちらまでご連絡お待ちしています↓↓↓

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この記事を書いた人
雄大

中学校を卒業し15歳で上京、ラーメン屋に就職。その後17歳で独立しラーメン屋を共同経営。
会社設立後、初年度1年間で店舗売上1800万円を達成し、仙台に2店舗沖縄に1店舗を展開。
現在はラーメン屋をはじめ、アパレル業や接客業、就労支援チームなど様々な業種のコンサルタントとして活躍中。